
「世界政府サミット」で演説するスペインのサンチェス首相=3日、ドバイ(ロイター)
スペインのサンチェス首相は3日、16歳未満の子どもが交流サイト(SNS)を利用することを禁止する方針を表明した。SNSの弊害から子どもを守るのが目的で、SNS運営企業に年齢確認システムの導入を義務付けるとしている。スペインメディアが伝えた。
今後法制化を目指すが、サンチェス氏率いる穏健左派の社会労働党は下院で過半数の議席を持っておらず、実現まで紆余曲折も予想されそうだ。
SNSを巡っては、オーストラリアで昨年12月、16歳未満の利用を禁止する法律が施行され、世界で初めて国家レベルで子どものSNS利用を禁じた。フランスで今年1月下旬、国民議会(下院)が15歳未満の子どもの利用を禁止する法案を可決するなど欧州でも禁止の動きが広がっている。
サンチェス氏は3日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれた「世界政府サミット」での演説で「子どもたちは依存症やポルノ、暴力がまん延する空間にさらされている」と指摘、規制の必要性を強調した。
サンチェス氏は昨年11月に16歳未満のSNS利用禁止の検討を表明していた。
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