
ExWHYZが英国全3都市を巡る初のイギリスツアー<ExWHYZ in the UK Tour>を1月29日よりスタート。ツアーファイナルとなるロンドン公演を、2026年2月1日(土)、The Underworldにて開催した。
ExWHYZは2026年内の解散が決定しており、ブリストル、マンチェスター、そしてロンドンへと続く3都市でのステージは、グループにとって大きな節目となる。さらに通常4名編成であるが、メンバーのmayuが体調面を考慮し今回のツアー出演を見送り、yu-ki、maho、mikinaの3名体制で挑んだ初のUKツアー。その最終日が、ロンドンで迎えられた。
ツアーファイナル前日の1月31日(金)、ExWHYZはロンドンで2つのイベントに参加した。


昼間、カムデンタウンのパブ・The World’s Endにてランダムチェキイベントを開催。The Underworldと同じ建物内にあるこの会場に集まったマスター(※ExWHYZファンの総称)たちは、ランダムに引き当てたチェキを手に、メンバーからツアーフライヤーへサインをもらいながら交流を楽しんだ。


その夜、会場をハンウェルのThe Kings Armsに移し、DJイベント「Japan Underground」が開催された。DJ mikinaが初の海外でのDJプレイを披露。ハウスミュージックを中心に、じっくりとフロアを温めていった。イベント冒頭にはJPU Recordsのトム・スミス氏が観客のリクエストを受けて日本の楽曲を中心にプレイし、渡辺淳之介がサプライズで初DJを披露するなど、予想外の展開に会場は沸いた。中でも渡辺がEMPiREの「MAD LOVE」をかけると、メンバーもダンスで応え、大きな盛り上がりを見せた。最後は再びトム・スミスがプレイし、イベントは深夜まで続いた。
ツアーファイナルを翌日に控えたロンドンで、メンバーとファンが過ごした濃密な一日。その余韻を残したまま、2月1日を迎えた。
ツアーファイナルの舞台となったThe Underworldは、これまでExWHYZが海外公演〈WACK in the UK〉で3度訪れた縁のあるライブハウス。今回が4回目のステージであり、ワンマンを行うのは初めてとなる。会場には、現地の観客を中心に、日本から駆けつけた観客も詰めかけた。4回目の訪問ということもあり、メンバーにとってはホームのような安心感が漂う場所だ。
開演5分前、場内にメンバー自身による英語での影アナウンスが流れ、注意事項が伝えられると、その一言一言に早くも歓声が上がった。

19時30分、照明が落ち、場内が暗転。「STAY WITH Me」のイントロが鳴り響くと、yu-ki、maho、mikinaの3人がステージに姿を現した。会場は一気に熱を帯び、他の公演に比べてフロアの熱気はより一層高い。汗をかくほどの熱気が、早くも会場を包み込んでいた。
ExWHYZのライブの特徴は、観客であるマスターたちが、それぞれ自由な形で音楽に身を委ねることにある。ブリストル、マンチェスター、そしてこのロンドンでも、その光景は変わらなかった。ツアー最終日という特別な夜に、メンバーとマスターが一体となる空間が、すでに生まれていた。
「STAY WITH Me」から「Obsession」、そして「goodbye」へ。冒頭3曲を圧倒的な熱量で駆け抜けたところで、yu-kiが「ロンドンの皆さん、こんばんは! 私たちはExWHYZです!」と叫ぶと、これまでの2公演を上回る凄まじい歓声が3人を迎えた。yu-kiは「ExWHYZ初のUKツアー、ここロンドンで締めくくることができて本当に嬉しい! 今夜をこのツアーで一番最高の夜にしよう!」と宣言する。

続いてmahoが、「皆さん元気ですか? 私も最高に元気です! 実は昨日、yu-kiが寝言で歌っているのを聞いちゃったの」と茶目っ気たっぷりに明かすと、フロアからは笑いと歓声が沸き起こる。「今日のためにそれくらい気合が入っていたみたい。だから今夜は間違いなく、とんでもなく素晴らしい夜になるよ!」
mikinaは、ロンドンでの食生活に触れ「私、こっちに来てから本当にたくさん食べたの。昨日の夜もウェンディーズにケバブ、ポテトにハンバーガー……」と話し、「もうお腹いっぱい! このエネルギーを全部、日本に持ち帰るね!」現地のファンを喜ばせた。
温かな挨拶に迎えられ、ライブは「You & Me」「Des Speeching」へと続く。「SHOWTIME」を経て、「DON’T CRY」ではハッピーなバイブスがフロアを満たし、観客の高揚感はさらに加速していく。「Shall We」まで一気に駆け抜け、8曲目を終えたところで、再びMCの時間が訪れた。

ライブ中盤、恒例となった日本語講座は、最終日らしく「ギャル・ワード」をテーマにした特別版となった。「私たちが使っているギャル語を教えるね!」とyu-kiがリードし、会場を巻き込んでいく。「アゲ!」はテンションが高い時、ハッピーな時に。「サゲ…」は悲しい時、ネガティブな時に。そして「可愛い!」は、もはや会場の共通言語だ。yu-kiの「せーの!」という合図に合わせて、ロンドンのファンが全力で叫び、3人も「パーフェクト!」と大絶賛する。最後にyu-kiは「でもね、次の曲は全然『可愛くない』んだ。だから今は『可愛い』は封印して、ExWHYZの最高にクールな姿を見て!」と、一気にライブのギアを切り替えた。
その言葉通り、ライブは「xANADU~BLAZE」へと突入する。重低音が響き渡り、音圧が一気に上がる。続く「Unknown Sense」とあわせたダンスミュージックゾーンは、圧倒的な音圧の高さで会場を支配した。先ほどまでの空気とは一転、クールで迫力あるパフォーマンスが、ツアー最終日のフロアを揺らしていく。

「iD」「Our Song」「Everything」と畳みかけるように楽曲が続き、本編を駆け抜けた。4回目の訪問となるロンドンで、メンバーたちは日本で公演しているのと変わらないくらいリラックスし、ExWHYZのありのままを表現していた。ブリストル、マンチェスターを経て辿り着いたツアー最終日、3名体制のパフォーマンスは完成形を迎えていた。
本編を終え、万感の表情で再びステージに立った3人。mikinaが、このツアーで感じたすべてを英語で語り始めた。
「海を越えて、15時間かけてここに来ました。今日、こうして皆さんの顔を見ていたら……私の世界がすごく広くなった気がしたんです。世界中に、私の愛する人たちがいるんだって。それを知ることができて、本当に幸せです。今夜でこのツアーは終わるけれど、皆さんは私の心の中に、そして私たちは皆さんの心の中に生き続けます。永遠に」
その絆を確かめ合うように始まった新曲「リグレット」は、3人とマスターの心が一つになった、まさにツアーの集大成と言える瞬間だった。続く「NOT SORRY」で締めくくると、メンバーはひとりひとりの観客の顔を見つめながら、笑顔で感謝を伝えていく。撮影タイムも設けられ、最後は3人のとびっきりの笑顔とともに、ExWHYZ初のUKツアーは幕を閉じた。

ブリストルからマンチェスター、そしてロンドンへ。3都市を巡ったこの旅路は、それぞれの街で、それぞれの会場で、マスターたちが自由に音楽に身を委ね、それぞれの方法で楽しむ姿が、ExWHYZらしい空間を生み出した。場所を選ばず、ExWHYZのありのままを表現し続けた3人。大変な移動工程やトラブルにも笑顔を絶やさず、ステージではアイドルとしての輝きと、クールで熱量の高いパフォーマンスの両面を見せ続けた。ツアーを終えた3人の満足そうな笑顔が、このUKツアーの成功を何よりも雄弁に物語っていた。ブリストル、マンチェスター、ロンドン。3つの街で響いた歌声は、海を越えて繋がった絆の証として、メンバーとマスターの心に、永遠に刻まれることだろう。

■ライブ情報
〈ExWHYZ in the UK Tour〉
2026年1月29日(木) – The Fleece(ブリストル)
2026年1月30日(金) – The Kings Arms(マンチェスター)
2026年2月1日(日) – The Underworld(ロンドン)
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