▼導入
はじめまして。倉吉ビール株式会社代表の福井です。 鳥取県倉吉市の白壁土蔵群で、醸造所とレストランを併設した 「BREW LAB KURAYOSHI(ブリューラボ倉吉)」を運営しています。 今回挑戦するのは、「参加型のビールづくり」です。 倉吉市関金町の山間で育てたホップを使い、 一年に一度だけ仕込む「フレッシュホップビール」を、 みんなで育て、みんなで味わい、乾杯する取り組みです。
支援してくださった方のお名前をホップの苗につけ、 そのホップが育ち、ビールになり、 同じ一杯で乾杯するところまでを、仲間と一緒につくっていきたい。 関金町で育てるホップを軸に、 畑に集まり、手を動かし、会話が生まれ、 遠方の方も同じビールを手にしてつながれる。 そんな乾杯から広がる関係を、関金町でも育てていきたいと考えています。 その想いから、今回、初めてクラウドファンディングに挑戦します。 栽培に必要な設備と管理費として、154万円が必要です。 どうか、この挑戦に温かい応援をよろしくお願いいたします。
▼自己紹介
はじめまして。 倉吉ビール株式会社代表の 福井恒美です。

(プロフィール写真)
私は1957年、鳥取県倉吉市に生まれました。 22歳から40歳までは地元倉吉で家業の総合緑化建設業に携わり、その後40歳から49歳までは東京で商社勤務を経験しました。 仕事を通じて多くの人と出会う一方で、心のどこかにずっと残っていたのは 「生まれ育ったこの町で、地域や社会のためになる仕事がしたい」 という思いでした。
2006年、49歳で倉吉へUターン。 福祉の仕事や家業(花屋)に関わる中で、地域の現状と向き合い、2009年にはNPO法人「田舎暮らしの応援団」を立ち上げました。移住者支援、竹林整備、空き家活用など、地域課題に一つひとつ取り組みながら、「人と人がつながる場」をつくる活動を続けてきました。
その後、2013年には任意団体「リアルマック」を結成。 IJUカフェ、空き家再生、買い物難民支援(軽トラ市・カーゴマルシェ)など、少子高齢化と人口減少が進む鳥取県で、コミュニティをどう再生していくかをテーマに実践を重ねてきました。 ありがたいことに、こうした活動が評価され、2019年には「総務大臣賞ふるさとづくり大賞」を受賞しました。
そんな私が、次に選んだ挑戦が「クラフトビール」でした。 ビールは、ただの飲み物ではありません。 人が集まり、語り合い、自然と関係が生まれる。 私はこれまでずっと、「話を聞く場」と「話をする場」をどう重ねていけるかを考えてきましたが、その“媒介”として、ビールほど力のあるものはないと感じたのです。
現在は、倉吉白壁土蔵群の中心で、醸造所とレストランを併設したクラフトビール工房 「BREW LAB KURAYOSHI(ブリューラボ倉吉)」 を運営しています。 築200年の蔵や中庭を活かした空間で、四季折々の景色とともにビールを楽しんでいただいています。 私たちのビールづくりの軸は、「伝統 × 新しさ」。 そして「あるもので、ないものをつくる」という考え方です。

(BREW LAB KURAYOSHI の外観)
地元ブランド米「星空舞」や、地元の酒蔵「元帥酒造」の酒粕など、地域にある素材と向き合いながら、倉吉という町の物語を“乾杯”にのせて届けてきました。

(各商品ラベル)
これまで地域活動を通して積み重ねてきた 「人と人をつなぐ」経験と、クラフトビールという表現手段。 その二つが重なった場所に、今の倉吉ビールがあります。 そして今回、関金町でのホップ栽培を通して、 もう一度「人が関わり、育て、語り、乾杯する関係」を、この地域につくりたいと考えています。
▼なぜ、倉吉でクラフトビールだったのか
倉吉でビールづくりを始めた理由のひとつに、キリンビールの発起人のひとりである磯野長蔵氏の存在があります。磯野長蔵氏は倉吉市の初代名誉市民で、キリンビールの社長・会長を歴任し同社をビール業界トップへ導いた人物であり、倉吉市へ多額の寄付をして奨学金制度をつくるなど、地元に大きく貢献されました。その制度は今も続き、多くの若者が進学し、地域へ戻っています。
ところが、この事実を 地元の人ですら、あまり知らなかった。「これは、もったいない。この町には、誇るべき物語がある。」それを伝える“きっかけ”として、ビールづくりがあるのではないか。そう思ったことが、起業の原点です。さらに、長年ボランティアを続けてきたからこそ、「新しい経済と雇用を、この町につくりたい」という思いもありました。
こうした背景のもと、コロナ禍真っ只中の2020年8月、倉吉白壁土蔵群の空き家を改装し「BREW LAB KURAYOSHI」をオープンしました。正直、想像以上に厳しいスタートでした。創業したばかりで支援制度の対象にもならず、「人が集まってはいけない」「お酒を飲みに行かないで」と言われる日々。それでも、地域の方々、ビールファンの皆さんに支えられ、昨年2025年、無事に5周年を迎えることができました。心より感謝しています。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
このプロジェクトのきっかけは、3年前から倉吉市関金町の畑で、農家さんと一緒にホップ栽培を開始したことです。7〜8月に収穫して仕込むフレッシュホップビールは、一年に一度の仕込みで美味しい、関金の季節をそのまま閉じ込めたような特別なビールになりました。

(ホップ栽培の様子)
このプロジェクトの始まりは、3年前、倉吉市関金町でのホップ栽培でした。「あるもので、ないものをつくる」そのためには、原材料そのものと向き合いたい。そんな中、京都から関金町へIターンし、野菜づくりをしていた農家・岡田さんと出会います。私からホップ栽培を提案すると、「やってみましょう」と共感してくれました。

(左 農家の岡田さん 畑で)
中山間地で風の影響を受けにくい畑を探し、先進地の新庄村へ一緒に視察にも行き、試行錯誤を重ねながら栽培を続けてきました。4年目を迎えた今、10品種中5品種の栽培に成功しました。4月に植え付けをして、7〜8月に収穫して仕込むフレッシュホップビールは、一年に一度の仕込みで美味しい、関金の季節をそのまま閉じ込めたような特別なビールになりました。

(フレッシュホップビール)
栽培は4年目に入り、ホップは株分けもできるようになりました。ここまで育ったからこそ、次は「点」ではなく「面」にしていきたい。ホップ栽培を広めて、関金の山間をホップの里にしたい。さらに、クラフトビールのファンを増やし、町にも賑わいを創りたい。そうした想いが、今回のプロジェクトにつながっています。
昨年は、私たちの畑でホップ摘み体験をマイス協会さんとコラボして実施しました。実際に畑でホップを摘む体験は、ビールの向こう側にある風景や人を感じられる時間になり、こうした関わりから「心地よいつながり」をつくっていく手ごたえを感じました。

(ホップ摘み体験の様子)
▼プロジェクトの内容
今回、ホップ苗を100苗準備します。100人の方が、1人一苗のオーナーになれるようにしました。また、植え付け時に一緒に作業と名札を付けます。
栽培管理はこちらでやりますが、都合が合う方と除草作業などやります。4月に植え付けをして、7月の収穫期はホップ摘みを体験作業して頂き、来れない方へはこちらが収穫します。県外の方は代わりにスタッフが育てます。来れない方には生ホップを、ビールと一緒に送ります。
また希望者を募り限定数で仕込み体験をやり、完成する8月末には試飲会と、イベントも開催予定です。
私たちがつくりたいのは、単なる「体験イベント」ではなく、ホップを育てる過程そのものが「話を聞く場」と「話をする場」になっていく形です。畑に来られる方は畑で、遠方の方も同じビールを手にして、関金という場所とつながれる。そうやって、乾杯「関係人口」を増やしていく入口になることを目指します。どうぞ応援をお願い致します。
▼資金使途
今回のクラウドファンディングの目標金額は、154万円です。
今回の資金は、関金でホップ100株を育て切り、その先へ広げていくための「土台」として使わせていただきます。
資金の使途は、ホップ棚の新設備費用、トラクターレンタル費、肥料、その他ホップを栽培する為の資材や畑での作業道具、返礼品にかかわる備品消耗品、瓶、ラベル、王冠、チラシ、その他広報費用などです。
ホップは植えた瞬間から収穫まで、棚や管理、道具が必要で、そして返礼として皆さんの元へビールをきちんと届けるための資材も欠かせません。今回の支援は、関金の畑で100株のホップを育て切り、その先に広げていくための「土台」をつくるために使わせていただきます。
目標金額である154万円の内訳は以下の通りです。
目標金額:154万円
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①栽培にかかる設備と管理費:949,000円
②CFパートナーサポート費(税込):165,000円
③活動広報費(税込):55,000円
④READYFOR手数料 14%(税込):231,000円
⑤リターン等その他諸経費:140,000円
▼プロジェクトの展望・ビジョン
ホップ栽培面積を少しずつ増やし、良質なホップは倉吉ビールが買い取る。皆んなでオリジナルブランドのビールを造り、やがて関金町が「ホップの里」として認知される未来 を描いています。関金町が「ホップの里」として認知されるようになれば、ホップの季節に人が集まり、町に会話が生まれ、畑とお店を行き来する理由が増えていきます。
クラフトビールは、ただの飲み物ではなく、地域の魅力と歴史を込めて全国へ届けられる「ツール」でもあります。遠方の方も同じビールで乾杯しながら、関金や倉吉を思い出すきっかけになる。そうやって、物理的な距離を越えて関係が続いていく未来をつくりたいと考えています。
自分のホップで造ったビールで乾杯する。
それは、最高の一杯です。その乾杯を、ぜひ一緒につくってください。
暖かな応援、宜しくお願い致します。
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20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
酒類販売管理者標識
・販売場の名称及び所在地:倉吉ビール株式会社 BREW LAB KURAYOSHI (鳥取県倉吉市東仲町2587)
・酒類販売管理者の氏名:北中 佑汰
・酒類販売管理研修受講年月日:令和5年5月17日
・次回研修の受講期限:令和8年5月16日
・研修実施団体名:鳥取小売酒販売組合
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