中国国家博物館のグッズ「黒い馬」が話題になっている。

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北京の文化クリエーティブグッズの中では断トツの人気を誇っていた中国国家博物館の孝端顕皇后の鳳凰の形の冠をモチーフにしたマグネット「鳳冠」。現在は予約なしでも購入できるようになり、その購入数制限も廃止されるようになって、1月27日で27日目を迎えた。しかし、同博物館の1階にある文化クリエーティブグッズショップでは今でも、買い求める客でにぎわいを見せている。また、午年の春節(旧正月、今年は2月17日)に合わせて打ち出された「黒い馬」シリーズの売れ行きも急速に伸びており、多くの消費者が買い求めていた。

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「黒い馬」は「鳳冠」に続くヒット商品となるか?

「鳳冠」に代わり、商品棚の「センター」に並べられている「黒い馬」は貫禄がある。その貫禄は、「鳳冠」同様にその見た目が優れているだけでなく、その希少価値が高く、縁起の良さも関係している。

きれいに整えられたたてがみ、生き生きと力がみなぎっている双眸、そして堂々としていて、体格はがっちり、4本足の蹄だけが白いといったように、「黒い馬」もその見た目がとても美しい。

また、この馬は、中国に現存する黒釉が施された陶馬2体のうちの1体で、唐代の鉛釉を施した陶器「唐三彩」の中で傑作中の傑作と言われており、「鳳冠」よりも希少価値が高いといえる。国家博物館の文化クリエーティブ部門の責任者・廖飛(リアオ・フェイ)氏は、「釉の成分は、高温の環境では、色が安定せず、『唐三彩』を見ると、青釉と黒釉が施された質の高い作品は非常に珍しい。また、黒い馬は中国語で『ダークホース』の意味もあり、予想外に勝利した競争者を例えるのに使われることが多く、幸先が良く、春節のムードにピッタリ」と説明する。

「鳳冠」の購入数制限こそ廃止されたものの、その商品開発コンセプトは引き続き採用され、文化クリエーティブ消費の新市場をけん引している。廖氏は、「『鳳冠』は実店舗において、今でも1日に3000個以上売れており、販売数が急激に減ることはないだろう。優れた文化クリエーティブというのは、私たちが宣伝しなくても、それ自体が魅力を放っており、人々の『鳳冠』に対する高い評価は変わらない」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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