最近、ChatGPTを使っていて、こんな風に感じることはありませんか?
「ビジネスメールの下書きに使いたいのに、なんだか砕けすぎている」
「企画書をレビューしてほしいのに、褒めてばかりで問題点を指摘してくれない」
「絵文字が多くて、社内資料に使いづらい」
実は、ChatGPTの「フレンドリーすぎる」問題は、多くのビジネスユーザーが抱える悩みなんです。
前回の記事では、この問題を解決する方法として、8つのパーソナライズ設定(プロフェッショナル、無駄がない、率直など)をご紹介しました。
※ パーソナリティ設定の基本については、こちらの記事をご参照ください→ 「フレンドリーすぎるGPT‑5.1」ChatGPTのパーソナライズ設定でビジネス向きトーンにする方法
ただ、これでも100%改善できるわけではありません。
パーソナリティ設定だけでは調整しきれない部分があるんです。
そこで本記事では、2025年12月19日に追加された新機能「特性スライダー」を使った、さらに細かいトーン調整の方法をご紹介したいと思います。
この新機能を使えば、温かさ、熱意、見出しとリスト、絵文字の4項目を個別に調整できるようになり、パーソナライズ設定だけでは実現できなかった、きめ細かなトーン制御が可能になります。
では、早速見ていきましょう。
特性スライダーとは?【2024年12月追加の新機能】
特性スライダーは、パーソナリティ設定よりもさらに細かい調整ができる機能です。
具体的には、多め、少なめ、標準の3段階で、以下の4つの要素を調整できます。
調整可能な4つの要素:
温かさ:感情的な表現の度合い
熱意:興奮や励ましの強さ
絵文字使用:絵文字の出現頻度
見出しとリスト:見出し・リストの使用頻度
この機能のポイントは、パーソナリティ設定と「組み合わせて」使える点です。
例えば、プロフェッショナル設定にしたうえで、温かさと熱意を「少なめ」に設定すると、より中立的で簡潔な応答になるわけですね。
設定手順
では、実際にどうやって設定するのか、手順を見ていきましょう。
ステップ1:設定画面を開く
左下のプロフィールアイコンをクリックします。
ステップ2:パーソナライズを選択
設定画面の「パーソナライズ」を選択してください。
ステップ3:特性スライダーへスクロール
「特性スライダー」セクションまでスクロールします。
パーソナリティ設定の下に表示されているはずです。
ステップ4:各項目を調整
温かさ、熱意、絵文字使用、マークダウンの4項目について、多め/少なめ/標準から選択します。

設定は保存ボタンを押さなくても、全チャットに即座に反映されます。
ビジネス向けの推奨設定2パターン
では、具体的にどう設定すればいいのでしょうか?
用途別におすすめの設定をご紹介します。
パターン1:標準的なビジネス用途
パーソナリティ:プロフェッショナル
+ 温かさ:少なめ
+ 熱意:少なめ
+ 絵文字使用:少なめ
+ マークダウン:標準
この設定により、フォーマルで簡潔な応答が得られます。
メール作成やビジネス文書のレビューに最適です。
パターン2:技術文書・コードレビュー
パーソナリティ:無駄がない
+ 温かさ:少なめ
+ 熱意:少なめ
+ 絵文字使用:少なめ
+ マークダウン:多め
コードレビューでは、構造化された出力が読みやすいため、マークダウンは「多め」がおすすめです。 応答が30〜50%短縮され、技術的精度が向上します。
FAQ
問題1:プロフェッショナル設定でも絵文字が出る
特性スライダー > 絵文字使用 を明示的に「少なめ」に設定してください。
あくまで「少なめ」なので、確実に消せるというわけではありません。
問題2:応答が冷たすぎる
温かさを「少なめ」から「標準」に戻してください。
熱意と絵文字は「少なめ」のままで、温かさだけ調整することで、ちょうどいいバランスが取れます。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
特性スライダーは、パーソナリティ設定だけでは調整しきれなかった細かいトーンを制御できる強力な機能です。
設定は簡単で、2〜3分もあれば設定完了です。
ぜひ一度試してみて、返答の違いを体感してみてください。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
/
{
“@context”: “https://schema.org”,
“@type”: “FAQPage”,
“mainEntity”: [
{
“@type”: “Question”,
“name”: “特性スライダーの設定は会話ごとに変更できますか?”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “いいえ、特性スライダーはアカウント全体に適用されます。特定の会話だけトーンを変えたい場合は、プロンプトに「今回は丁寧に説明してください」などと指示する方法が有効です。”
}
},
{
“@type”: “Question”,
“name”: “スマホアプリでも同じように設定できますか?”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “はい、同じ手順で設定可能です。iOS・Android版のChatGPTアプリでも、設定画面から「パーソナライズ」を開けば特性スライダーが表示されます。設定はWeb版と自動同期されます。”
}
},
{
“@type”: “Question”,
“name”: “設定を元に戻したくなった場合はどうすればいいですか?”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “各項目を「標準」に戻すだけでOKです。すべての特性スライダーを「標準」に設定し、パーソナリティも「デフォルト」に変更すれば、初期状態に戻ります。”
}
}
]
}
よくある質問(FAQ)
Q1. 特性スライダーの設定は会話ごとに変更できますか?
いいえ、特性スライダーはアカウント全体に適用されます。特定の会話だけトーンを変えたい場合は、プロンプトに「今回は丁寧に説明してください」などと指示する方法が有効です。
Q2. スマホアプリでも同じように設定できますか?
はい、同じ手順で設定可能です。iOS・Android版のChatGPTアプリでも、設定画面から「パーソナライズ」を開けば特性スライダーが表示されます。設定はWeb版と自動同期されます。
Q3. 設定を元に戻したくなった場合はどうすればいいですか?
各項目を「標準」に戻すだけでOKです。すべての特性スライダーを「標準」に設定し、パーソナリティも「デフォルト」に変更すれば、初期状態に戻ります。
最終更新日:2026年2月2日
※免責事項 本記事の情報は執筆時点のものです。 AI技術は急速に進歩しているため、最新情報については各サービスの公式サイトをご確認ください。
Citations:
[1] Customizing Your ChatGPT Personality | OpenAI Help Center
[2] Characteristics in ChatGPT | OpenAI Help Center
関連する記事

WACOCA: People, Life, Style.