
ウクライナのゼレンスキー大統領。1月25日、リトアニア・ビリニュスで撮影。REUTERS/Kuba Stezycki
[キーウ 30日 ロイター] – ロシアは、2月1日までウクライナの首都キーウへの空爆中止を求めるトランプ米大統領の要請に同意した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、ロシアがエネルギー施設への攻撃を中止すれば、同様な対応を取る用意があると述べたが、ロシアとの間で正式な休戦協定はないと説明した。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は30日、和平交渉に向けた「良好な条件」を整えるためプーチン大統領が米大統領からの攻撃停止要請を受け入れたと明らかにした。
トランプ米大統領は29日、ロシアのプーチン大統領がウクライナの首都キーウへの攻撃を1週間控えることに同意したと述べていた。
ゼレンスキー大統領はテレグラムアプリへの投稿で、29日夜から30日朝にかけウクライナのエネルギー施設への攻撃はなかったとし、ロシアの攻撃は物流インフラに移っていると述べた。ウクライナ空軍は30日、ロシアが弾道ミサイル1発とドローン(無人機)111機で攻撃したと発表。地元当局は前線地域に空爆があったとした。
ウクライナ大統領府によると、先週のアラブ首長国連邦(UAE)アブダビでの三者和平協議で、米国が紛争緩和の機会を提案したことをゼレンスキー氏は明らかにした。「双方が外交努力に向け長距離兵力の使用を控える方向で一定の措置を示しており、米国は、緊張緩和の問題を提起したいと述べている」と明らかにした。「現段階では、米国、米大統領個人の取り組みだ。われわれはこれを合意というより、機会と捉えている」と語った。
米、ウクライナ、ロシアの3者協議を2月1日にアブダビで開催するとされていたが、ゼレンスキー氏は、次回協議がいつ行われるかは分からないと述べた。
ルビオ米国務長官は28日、前回の協議に出席したウィットコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏は週末のアブダビでの協議には参加しないだろうと述べた。
ゼレンスキー氏は「全員が協議に出席することが非常に重要だ」と指摘。「日程や場所は変更になる可能性がある。米国とイランの間に何かが起きているとみられ、その展開が日程に影響を与える可能性が高いからだ」と説明した。
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