
写真は米通商代表部のグリア代表。2025年11月、ベルギーのブリュッセルで撮影。REUTERS/Piroschka van de Wouw
[ワシントン 28日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)のグリア代表とメキシコのエブラルド経済相は28日、米国・メキシコ・カナダ貿易協定(USMCA)の改革の可能性について正式な協議を開始することで合意した。USTRが発表した。
USMCAの共同見直しでは、工業製品の原産地規則の厳格化、重要鉱物に関する協力の強化、労働者と生産者を守る取り組みの強化のほか、「地域における工業製品の容赦ないダンピング」に対抗する米・メキシコ間の取り組みなどの改革案が含まれるという。
USTRは協議の開始時期について詳細を明らかにしておらず、カナダが参加するかどうかについても言及しなかった。USTRの報道官は説明の要請にすぐに応じなかった。
2020年に発効したUSMCAは、発効から6年になる今年7月1日までに3カ国が共同で見直しを行うことを定めている。3カ国は協定を16年間延長するか、修正するかの意思を確認しなければならない。
グリア氏は昨年12月、議員らに対し、USMCAの「欠点は大きく、協定を承認することは米国の国益にならない」と述べている。
エブラルド氏は28日の会談後、ソーシャルメディアの動画で、協議は前向きだったと述べ、双方がUSMCAの次のステップについて議論し、メキシコの対米自動車輸出に影響する関税を含む米国の新たな関税などについても話し合ったとした。
一方、米国とカナダの貿易関係は最近悪化しており、トランプ米大統領は先週、カナダが中国との貿易協定を実行に移した場合、カナダに100%の関税を課す考えを示した。
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