マイクロソフト10─12月期、クラウド事業売上高39%増 予想上回る

フランス・パリ近郊で2024年3月撮影。REUTERS/Gonzalo Fuentes

[28日 ロイター] – 米マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabが28日発表した第2・四半期(2025年10─12月)決算は総売上高が前年比17%増の813億ドルと、市場予想の802億7000万ドルを小幅に上回った。

一方、設備投資は過去最高を記録。これを受け、巨額のAI投資による成果を期待していた投資家の間で懸念が高まり、株価は取引終了後の時間外取引では6.5%下落した。

クラウド事業「Azure(アジュール)」の売上高は39%増。伸びは調査会社ビジブル・アルファがまとめた予想の38.8%をわずかに上回った。

マイクロソフトは生成AI「チャットGPT」を手がける米オープンAIに早くから投資し、その技術を大半の製品に採用している。ただ、グーグルの「ジェミニ」など他社の新モデル台頭がAI事業とソフト製品にリスクとなっている。

ガベリ・ファンドのアナリスト牧野竜太氏は、マイクロソフトの株価を巡るセンチメントはオープンAIに大きく左右されており、チャットGPTとジェミニの比較に関しては、現時点でマイクロソフトにコントロールできることはないとの見方を示した。

ビジブル・アルファのデータによると、マイクロソフトは第3・四半期のアジュール売上高の伸びについて、37─38%と予想し、アナリスト予想の36.41%をわずかに上回る。またLSEGによると、マイクロソフトの総売上高予想は812億ドル(中間値)で、アナリスト予想の811億9000万ドルとほぼ同じとなっている。

エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は、設備投資は第2・四半期より若干減少すると述べたが、メモリーチップのコスト上昇がクラウドコンピューティング事業の利益率に重しとなると見通した。

第2・四半期の設備投資額は前年比約66%増の計375億ドルで、約3分の2が半導体向けだった。ビジブル・アルファの市場予想は343億1000万ドルだった。

クラウド事業の契約済み受注残は2倍超に増加し、6250億ドルに達した。これはクラウド事業で競合するオラクル(ORCL.N), opens new tabが12月に発表した5230億ドルを上回る。

ただ、約45%はオープンAIからの契約によるもので、同社への依存を浮き彫りにしている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Aditya M Srivastav

Aditya joined Reuters Breakingviews as editorial assistant in July 2023. He began his career at Reuters as a news analyst and later worked as a correspondent in Asia headline news team both based in Bangalore for over seven years. Before joining the Breakingviews team, he worked as a data reporter in the Google Big Moments team within Reuters for about two years. He has a bachelor’s degree in electronics and communications.

WACOCA: People, Life, Style.