
ドイツの捜査当局は28日、マネーロンダリング(資金洗浄)に関連する捜査で、ベルリンとフランクフルトにあるドイツ銀行の拠点を家宅捜索した。2025年12月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[フランクフルト 28日 ロイター] – ドイツの捜査当局は28日、マネーロンダリング(資金洗浄)に関連する捜査で、ベルリンとフランクフルトにあるドイツ銀行(DBKGn.DE), opens new tabの拠点を家宅捜索した。検察当局はメールによる声明で「ドイツ銀行は過去に、捜査の結果資金洗浄目的で利用された疑いのある外国企業との取引関係を持っていた」と明らかにした。
検察当局は未特定の個人と銀行従業員について調べていると説明した。関係者2人はロイターに2013─18年の取引が対象と述べたが、当局は期間に関してコメントしなかった。
ドイツ銀行は捜索を受けたことを認めた上で「検察当局に全面的に協力している」と表明した。ただ、フランクフルト中心部のドイツ銀行本社では当局者の姿を確認できなかった。
ドイツ銀行の株価は一時、3%下落した。29日に発表予定の25年12月期決算は、純利益が07年以降で最大となると見込まれている。
ドイツ銀行のマネーロンダリング対策を巡っては、欧米の規制当局が注視。過去10年間にわたり、資金洗浄に関連して当局の調査や罰金、捜索を受けている。17年には、ロシアからの100億ドルの資金洗浄に利用されたとされる取引を巡り、米国と英国の当局に対する6億3000万の罰金支払いに合意するなどした。18年に捜索を受けたほか、22年にも不審な情報を期限内に報告しなかった疑いで捜索された。
ドイツ銀行のアレクサンダー・ワイナンツ会長は投資家に対して「内部統制のさらなる強化と進展が引き続き優先課題だ」と説明していた。
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