
1月25日、タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港で、マスクなどを着用した空港の保健当局者ら。提供写真。Suvarnabhumi Airport Office /Handout via REUTERS
[28日 ロイター] – インド保健省は、致死率の高い「ニパウイルス」に感染した人が昨年12月以降、西ベンガル州で2人確認されたと発表し、感染状況を注視していると強調した。一部の東南アジア諸国も航空旅行者の検査を強化している。
インド保健省は、2人と接触した196人を特定。接触者にいずれも症状はなく、ウイルス検査の結果も陰性だったという。
タイ保健省は、ニパウイルス感染者が発生した地域から到着する航空機向けに駐機場を割り当てたと発表。乗客に対して、入国審査を通過する前に健康申告を行うことを義務付けた。
マレーシアの保健省は、特にリスクの高い国からの入国者に対し、国際空港や港など入国地点で健康診断を行うなど対策を強化していると説明した。「他国での散発的な感染発生を受けて、国境を越えた感染のリスクに警戒を続けている」とした。
世界保健機関(WHO)はニパウイルス感染の致死率を40─75%と推定し、流行を引き起こす可能性があるとして優先病原体に位置付けている。現時点で感染を予防するワクチンはなく、治癒させる治療法もない。
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