衆院選(2月8日投開票)の期日前投票が28日、岡山県内全27市町村の72カ所で始まった。2月7日までに移動式を含めて計104カ所に開設される。解散から投票日まで戦後最短となった影響で、まだ投票所入場券が有権者に届いていないケースが大半とみられるが、各選管は「入場券がなくても投票できる」とホームページなどで周知している。
岡山市北区大供の市役所本庁舎では、投票日に仕事や旅行などで投票所に行けない市民らが朝から足を運び、宣誓書に必要事項を記入。小選挙区と比例代表の投票用紙に候補者名や政党名を書いて票を投じた。同市北区野田の男性(68)は「国全体として稼ぐ力の底上げが必要。その思いを託せる候補者と政党に投票した」と話した。
同市では、はがきによる投票所入場券が27日に発送されたばかりで、有権者の手元に届くのは30日以降。他の市町村でも準備が追いつかず、発送の遅れなどが相次いでいるが、選挙人名簿で本人確認できれば受け付けている。
県内の期日前投票所は29日以降、32カ所が順次加わる。時間は基本的に午前8時半~午後8時。最高裁裁判官国民審査の期日前投票は2月1日から始まる。
2024年の前回衆院選では、県内の期日前投票者数は33万4728人(小選挙区)で、投票総数の43・5%を占めた。
(河内慎太郎)

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