
ベネズエラ西部マラカイボ湖の石油タンカー、2008年撮影 REUTERS/Jorge Silva
[シンガポール27日ロイター] – 中国国有石油大手の中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)が、自社のトレーダーに対し、ベネズエラ産原油の購入や取引を行わないよう指示したことが明らかになった。
米国が今月、ベネズエラの石油輸出を管理下に置いたことを受けた措置。事情に詳しい2人の取引担当幹部が明かした。
ペトロチャイナが情勢を見極める中で購入の見送りを決めたことで、ベネズエラ産原油の対中輸出は今後も停滞し、中国勢がベネズエラ産からカナダ、イラン、ロシア産の輸入に切り替えるとみられている。
中国は、米政府がベネズエラ産原油を米国に振り向けたとして非難している。
また、商社が提示するベネズエラ産原油の価格は、カナダ産原油など他の油種と比べて割高になったという。 もっと見る
ペトロチャイナは、中国が対ベネズエラ融資の回収として進めてきた「石油と債務の交換」への影響も精査している。輸出先が米国に振り向けられることで、中国に割り当てられるはずの貨物が減少する可能性があるためだ。
市場では、2月から中国のベネズエラ産原油の輸入が減少するとみられている。
中国はベネズエラ産原油の最大の買い手だが、中国の輸入全体に占めるベネズエラ産の割合は4%程度にとどまる。
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