
写真はイメージ。9日撮影。REUTERS/Dado Ruvic/Illustration/File Photo
[モスクワ 26日 ロイター] – インドの港湾で、ロシア産ウラル原油先物の北海ブレント原油に対する割引幅が拡大し、過去最大だった2022年の規模に近づいた。西側諸国による制裁の圧力が強まっていることが背景。関係者2人が明らかにした。
2月渡しのウラル原油のブレントに対する割引幅は、1バレル当たり10ドルとなった。
米国は昨年、ロシアのエネルギー部門を標的とする最も厳しい制裁を科し、同国石油大手のロスネフチ(ROSN.MM), opens new tabとルクオイル(LKOH.MM), opens new tabを制裁対象に指定した。また、米国はインドがロシア産石油の輸入を続けていることに絡み、インド産品に25%の追加関税を課した。
ベセント米財務長官は23日、インドがロシア産石油の輸入を大幅に減らしたことを受けて、追加関税を撤廃することを示唆した。
関係者のうち1人は、割引幅拡大に伴って、インドの石油精製業者がウラル原油の購入を増やす可能性があると指摘。ただ、西側諸国からの圧力下で、インド政府がウラル原油の代替品を模索しているとも説明した。
関係者によれば、インド国営石油会社インディアン・オイル(IOC.NS), opens new tabは、ロシア産の代替として、ブラジル国営石油会社ペトロブラスなどから3月積みの石油700万バレルを買い入れた。
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