老若男女にマジックを 金沢のカフェバーが6周年ショー 31日から コロナ禍、地震乗り越え

開店6周年を記念して全36公演のショーを開くヤマギシルイさん=金沢市本町のマジックカフェ&バーBELIEVEで

 金沢市本町のマジックカフェ&バー「BELIEVE(ビリーブ)」で31日から、開店6周年記念のマジックショーが始まる。コロナ禍や能登半島地震を乗り越えてきた代表のヤマギシルイさんは「この6年間の集大成を見せたい」と意気込む。(谷口大河)

 ヤマギシさんは、同市片町での10年の修業を経て、2020年2月2日に店を構えた。直後に新型コロナウイルスの感染が拡大し、同4月から来店客と売り上げは激減した。「ずっとマスクをして接客していた。ライブでは表情が大きな意味を持つので、もどかしかった」と振り返る。空いた時間で新作のマジックをつくり、練習を重ねて、収束に備えた。

 23年には開業以来最高の売り上げとなったが、24年元日の能登半島地震で金沢を訪れる観光客が減り、再び売り上げは落ち込んだ。その中で同3月に輪島市町野町の避難所でショーを開き、子どもからお年寄りまで楽しませた。

 ただヤマギシさん自身は満足せず、「もっと老若男女が楽しめるマジックを」と試行錯誤を続けた。そして生まれたのが、今回のショーでも披露する楽器や絵画を演出に使うステージマジックだった。「動き、音、色の三つの要素が増し、より間口が広いエンターテインメントになった」と自信を見せる。

 ショーは31日〜3月1日の土・日曜と祝日の午後にあり、計36公演を予定する。目の前で楽しんでもらうため各回10人程度の少人数制とした。料金は一般2千円、中学生以下は1800円で、申し込みが必要。「お値段以上の本物のマジックを見せる。期間中何度でも来てもらえたら」とPRする。

 チケットは特設サイトで販売している。

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