
写真はトランプ米大統領。ホワイトハウスで2025年10月撮影。 REUTERS/Kevin Lamarque
[ワシントン 26日 ロイター] – トランプ米大統領は26日、交流サイト(SNS)を通じ、自動車、木材、医薬品に関連する韓国製品への輸入関税を25%に引き上げると述べるとともに、「韓国の立法府は米国との(貿易)協定を守っていない」と非難した。
「韓国の立法府は、彼らの特権であるわれわれの歴史的な貿易協定を実行していないため、私はここに、韓国に対する自動車、木材、医薬品、その他全ての相互関税を15%から25%に引き上げる」と表明した。
関税引き上げの時期や、トランプ氏の投稿につながった具体的なきっかけは不明。
ソウル株(.KS11), opens new tabは序盤の取引で0.7%下落。通貨ウォンは対ドルで0.5%安となった。
米ホワイトハウスや米通商代表部(USTR)からは今のところコメントを得られていない。
韓国大統領府(青瓦台)は金正官・産業通商資源相が近く訪米し、ラトニック商務長官と会談すると発表した。同省の声明によると、金氏は28─31日の日程で米国に滞在する見通し。青瓦台はこの件に関して米政府から正式な通知を受けていないとし、大統領顧問が関係省庁と対応を協議すると述べた。 もっと見る
韓国国会で次の法案審議は2月3日に始まる予定。
両国による昨年の枠組み合意では、韓国製自動車の関税率を25%から15%に引き下げ、同税率は11月1日から適用された。
関税が引き上げられれば、現代自動車(005380.KS), opens new tabや起亜(000270.KS), opens new tabに特に大きな打撃になるとみられ、両社の株価は序盤の取引でそれぞれ3.5%安、4.8%安となった。
韓国は多くの輸出品に対する米国の関税を15%に引き下げるという昨年の合意の実施に取り組んできたが、米政府関係者はペースの遅さにいら立ちを募らせていた。
両国の合意では、韓国による3500億ドルの対米投資のうち2000億ドルは現金で行い、ウォンの安定を維持するため年200億ドルを上限に分割拠出するとしていた。
韓国の具潤哲・企画財政相は今月、政府として投資パッケージを可能な限り早期に実施する計画だと述べた。ただ、トランプ氏による関税を巡る米裁判所の判断が不透明なことが、プロセスに影響を与える可能性もあると指摘した。また、ウォン安を踏まえると、3500億ドルの投資が2026年上半期に開始される可能性は低いとの見通しを示した。 もっと見る
ダオル・インベストメント&セキュリティーズのシニアアナリスト、ユ・ジウン氏は、具氏の発言がトランプ氏の投稿の一因になった可能性があると指摘した。
企画財政省は27日、対米投資法案について国会と積極的に協議すると表明、具氏が同日午後にもこの件について国会に協力を求める意向だとした。
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