
欧州議会は、欧州連合(EU)と米国との貿易協定に関する作業再開について、来週まで決定を延期した。2025年3月撮影。REUTERS/Dado Ruvic/Illustration/File Photo
[ブリュッセル 26日 ロイター] – 欧州議会は、欧州連合(EU)と米国との貿易協定に関する作業再開について、来週まで決定を延期した。欧州議会の貿易委員会は、26─27日に投票で決定を行う予定だった。
欧州議会のメツォラ議長は先週、プロセスを軌道に戻すため、協議がまもなく再開される可能性があるとの見通しを示していたものの、ドイツ社会民主党(SPD)所属で貿易委員会の委員長を務めるベルント・ランゲ議員は26日、ソーシャルメディアへの投稿で、何の決定も下されていないと言及。その上で「欧州議会の交渉チームは、状況を再評価するために2月4日に再び会合を開く」とし、2月23─24日に開かれる次回委員会会合までに決定を下す必要があると述べた。
同協定を巡っては、トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランド領有を目指す考えを改めて示したことを受け、欧州議会が先週、作業の一時停止を決定していた。
貿易協定を大幅に遅延したり凍結したりするような動きはトランプ大統領を怒らせ、関税引き上げにつながるリスクがある。トランプ政権はまた、貿易協定が発効するまで、酒類や鉄鋼の関税引き下げのような譲歩を拒否している。
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