シーズンの後半には、日本で唯一開催されるLPGA公式戦「TOTOジャパンクラシック」を含む全4試合の秋季アジアウィークのスケジュールも組まれている。そして、11月末のフィナーレには、ツアーランキング上位者だけが出場できる「CMEグループ・ツアー選手権」の開催が待っており、そのタイトルと賞金の獲得を目指して多くのトッププレーヤーがしのぎを削る。
全体で33の公式戦の実施となる2026シーズンのLPGAツアーでは、史上最高となる賞金総額1億3,200万ドル(約200億円以上)が用意されていることが発表された。また、LPGAでは、ツアーに参加する選手の負担軽減を目的に、トーナメント参加に係る移動費などのサポート強化も併せて発表されている。この手厚い支援により、タイトなスケジュールと地理的な移動負担により参加を見送ってきた世界ランキング上位の選手たちが、春秋のアジアウィークにおいてそのプレーを日本を含むアジアのファンの前で見せてくれる可能性も高まっている。
ワクワクするようなアップデートに期待が膨らむが、日本人ファンにとってはこれだけではない。2026シーズンにLPGAツアーに参加する日本人は、過去最多となる15人を数える。メジャー連覇に期待がかかる西郷や山下をはじめ、2025年末に行われたQシリーズ(予選会)を突破して、2026シーズンにLPGAデビューを果たす櫻井心那などニュージェネレーションの活躍にも注目が集まる。
さらに、櫻井とともにQシリーズにてクオリファイを果たした西村優菜と渋野は、ツアー参戦のシードを奪還。昨シーズンの成績によりシード入りを逃していたものの、この予選会での成績をもって昨季に続き、連続してツアーの出場権を得た格好だ。
とくに、全英オープン2019でメジャー制覇を成し遂げて以降、主戦場を海外へ移していた渋野は、次世代プレーヤーの台頭や自身の不調もかさな重なって、このQシリーズでのクオリファイという結果に、大粒の涙を零した。
ゴルフダイジェスト・オンラインによると、2026シーズンで連続5年目のLPGAツアー参戦となる渋野は「落ちるところまで落ちたので、どんどんはい上がっていきます。やっぱり、アメリカで勝つために」と力強くコメント。
渋野の再起にも、2026シーズンは注目だ。

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