巨大地震と津波に対する防災の取り組みなどについて、岩手県と沿岸市町村が意見を交換する会議が26日開かれ、去年の課題や対策などを話し合いました。
会議は各自治体の防災や減災の取り組みについて意見交換を行い、今後に役立てようと3年前から開かれています。
今年度初めてとなる会議では、12月に青森県東方沖で発生した地震でも課題となった「自動車避難」について意見を交わしました。
このうち、「自動車避難」により市内中心部で渋滞が発生した久慈市は、車で避難する人に対し、郊外への避難の呼び掛けや消防団による駐車場の交通誘導を行って渋滞を解消していくとしました。
専門家は「災害弱者である高齢者などは、車を使わざるを得ない。課題が解決する名案はないので、対応を繰り返して課題から道を探っていくしかない」と話しました。
このほか、ライフラインが止まっている場合や、屋外の避難場所での暑さ・寒さ対策、それに避難中のクマ対策も課題として挙げられました。
会議は、来年度以降も継続して開かれる予定です。

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