メキシコ、キューバ向け原油供給停止を検討 米国の制裁懸念

写真はキューバに精製燃料を輸送するためハバナ湾を航行するリベリア船籍のタンカー。1月9日、キューバのハバナで撮影。REUTERS/Norlys Perez

[メキシコ市 23日 ロイター] – メキシコ政府は、キューバへの原油供給を継続するかどうかを検討している。シェインバウム政権内では、キューバへの原油供給で米国がメキシコに制裁措置を講じる可能性への懸念が高まっているという。関係者3人が明らかにした。

米国が今月3日、ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したことで、ベネズエラからキューバへの原油輸出が停止した。これを受け、キューバにとってメキシコが最大の原油供給国となった。

トランプ米大統領はキューバについて「崩壊寸前だ」と強調し、今月11日には自身のSNSに「キューバにはこれ以上石油や金は送られない。ゼロだ!」と投稿した。

シェインバウム大統領はキューバへの原油供給について、国際支援であり、長期契約に基づいていることを理由に継続を公言している。ただ政権高官によると、トランプ氏の反感を買う恐れがあると閣僚の間で懸念が高まる中、今後どうするかが話し合われている。関係者によれば、供給の完全停止、供給削減、現在の供給の維持などが選択肢として検討されており、最終決定がどうなるかは依然として見通せない。

関係者2人によると、トランプ氏は先週のシェインバウム氏との電話会談でキューバへの原油と燃料の輸出について質問。ただ原油供給の停止を直接的には求めなかったという。

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Diego Oré

Senior Correspondent based in Mexico. Reports on politics, corruption, security, migration and economy in Mexico and Central America. A Peruvian journalist with more than 20 years of experience in Latin America and the Caribbean covering elections, coups d’etat, uprisings, summits, economic crisis, natural disasters and sports. Previously based in Peru, Bolivia and Venezuela, he’s fluent in Spanish and English.

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