奈良市の若草山(342メートル)で24日夜、先人の鎮魂や平和を祈る伝統行事「山焼き」が行われた。山一面に広がった炎が、多くの観光客らを魅了した。
約600発の花火が打ち上げられた後、市の消防団員約300人が、ほら貝とラッパの合図で山裾の草地約33ヘクタールへ一斉に点火。炎は山頂へ燃え広がり、山肌がオレンジ色に染まった。
夜空を彩る若草山の山焼き(手前右は薬師寺の東塔、左は西塔)(24日午後6時21分から7時6分に撮影した10枚を合成、奈良市で)=東直哉撮影
今年は初めて、山焼きが間近で見られる「若草山麓ゲート内」と、県庁近くの「奈良公園バスターミナル屋上」に有料観覧エリアが設けられた。
家族と見物に訪れた奈良県生駒市の会社員の男性(28)は「見に来るのは3回目だが、今回が一番燃え広がるのが速かった。とてもきれいで圧巻だった」と話した。
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