異例の短期決戦となった今回の衆議院選挙。専門家はどのように見ているのでしょうか。
熊本高等専門学校 遠山隆淑 教授「政権のあり方が、国民1人1人の人生を大きく左右していくと思っている」
【写真を見る】国民に問われるのは「状況を支持するか 変えたいか」イギリス議会政治の専門家が見る 衆議院選挙の見方
こう話すのは、日本が手本にしたと言われるイギリス議会政治の専門家、熊本高等専門学校の遠山隆淑教授です。
■状況を支持するか 変えたいか
遠山教授「多党制の仕組みを、国民が選挙の中で選んでいくのか。それとも自民党と中道改革連合という2つの大きな政党を作って、2大政党制の仕組みに持っていくのか。今回の選挙で大きく決まる。私は注目のポイントだと思う」
解散前、自民党単独では過半数に届いておらず、複数の党で議席を分け合う「多党制」の中で、ガソリンの暫定税率廃止や年収の壁の政策が進められてきました。
この状況を支持するのか、イギリスの「2大政党制」のように変えたいのかが問われていると言います。
■争点「消費税率」 どう捉える?
また、争点の一つとみられる物価高対策としての食料品の消費税率については。
遠山教授「消費税はいったん下げると、次上げるのはものすごくエネルギーが必要。長期的な意味での責任を考えながら政策が出てくるのか。与野党ともに、しっかりと選挙活動の中で有権者に説明する必要がある」
一方「消費税が下がっても、その分、販売価格が上がるようなことがあれば、根本的な物価高対策にはならない」とも指摘します。
遠山教授「物価高対策を考えるのであれば、消費税ではないところの議論をもっと聞きたい」
熊本放送
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