ドイツ総合PMI、1月速報52.5に上昇 雇用は急減

2012年3月8日、独ブレーマーハーフェンの港で撮影。REUTERS

[ベルリン 23日 ロイター] – S&Pグローバルがまとめた1月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.5となり、12月の51.3から上昇した。好不況の分かれ目となる50を上回っている。

3カ月ぶりの高水準。ただ、雇用は急減し、2020年半ば以降で最も急激な落ち込みを記録した。

成長はサービス業が主導した。サービス業PMIは12月の52.7から53.3に上昇した。

一方、製造業も12月の47.0から48.7へと改善し、3カ月ぶりの高水準となった。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「緩やかな回復の兆しは見られるものの、1月にはサービス企業が大幅に人員を削減した。需要への懸念というより、効率化措置を反映している可能性がある」と指摘した。

企業活動が持ち直す一方で、雇用は急速に減少した。パンデミックに伴う特殊要因を除けば、雇用減少のペースは09年11月以来、最も速かった。

製造業では人員削減の流れが続き、サービス業でも約5年半ぶりの急速な雇用の減少を記録した。

 また、賃金上昇に加え、エネルギー、金属、輸送コストの上昇を背景に投入コストの上昇率が約3年ぶりの高水準となった。これを受け、サービス業を中心に産出価格が上昇した。

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Maria Martinez

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.

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