午前の日経平均は反発、米欧摩擦懸念和らぐ 一時1000円超高

東京証券取引所。2018年10月11日撮影。REUTERS/Issei Kato

[東京 22日 ロイター] – 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比986円21銭高の5万3760円85銭だった。トランプ米大統領がグリーンランド問題を巡り欧州諸国に追加関税を課すとしていた方針を撤回し、米欧摩擦懸念が和らいで米株が上昇した流れを引き継いだ。国内金利の上昇一服や、来週本格化する企業決算への期待も支えだった。自律反発を期待した買いも入り、日経平均は1000円超高となる場面があった。

日経平均は552円高の5万3327円39銭で寄り付き、しばらくもみ合った後、前場中盤から上値を追う展開となり終盤に1053円高の5万3827円85銭まで上昇した。指数は前日まで5日続落しており、このところ軟調だった指数寄与度の高い銘柄を中心に自律反発を期待した買いが広がった。

主力株では、前日に市場予想を上回る決算を発表したディスコ(6146.T), opens new tabがストップ高買い気配だった。そのほか、ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tab、アドバンテスト(6857.T), opens new tab、東京エレクトロン(8035.T), opens new tab、レーザーテック(6920.T), opens new tabが3─9%超高。半面、イオン(8267.T), opens new tab、IHI(7013.T), opens new tab、川崎重工業(7012.T), opens new tabは3─4%超安となった。

市場では「米ハイテク株が底堅く推移する中、ディスコの好決算も重なり、半導体関連株連全般にポジティブな見方が広がっている」(大和証券の高取千誉シニアストラテジスト)との見方があった。

TOPIXは0.88%高の3621.26ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆6707億9800万円だった。東証33業種では、値上がりは情報・通信、ガラス・土石製品、鉄鋼、精密機器、電気機器など27業種、値下がりは小売、水産・農林など6業種となった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1330銘柄(83%)、値下がりは229銘柄(14%)、変わらずは42銘柄(2%)だった。

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