“熱男ビジョン”に笑顔をこぼす野村(撮影・岸 良祐)
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 勇男(いさお)として熱男を引き継ぐ―。ソフトバンク野村勇内野手(29)が21日、球団OBで師匠にあたる松田宣浩氏(42)の地元でもある滋賀県草津市内で自主トレを公開した。今季5年目を前に初の単独トレーニングの地として湖国を選んだ。「松田さんの地元なので“熱男”を引き継ぐために来ました」と理由を明かした。

 粉雪が舞う中での公開フリー打撃では約30分間で107スイング。両翼98メートルの球場内に低弾道の強い打球が飛び続けた。打ち込んだ後のバックスクリーン上のビジョンには不意に師匠が映し出された。初めて見た野村は「色々とバージョンありすぎでしょ」と爆笑し続けていた。

 松田氏は、23年の現役引退後に「草津市スポーツ大賞功労賞」を与えられた。実家から近い地元の球場では「KUSATSU」と胸にプリントされたユニホームを着た同氏が「ホームラン」との音声とともに名物ポーズを決める映像が流れる「熱男ビジョン」も完成されていた。野村は23、24年春と2年連続で弟子入りし、合同自主トレに参加。同じ右の強打者として、けがをしない体作りなど、すべてを吸収してきた。

 師匠のキャリアハイは、15年の35本塁打。昨季12本塁打だった野村は「熱男ビジョン」を見ただけに、師匠超えを意識し始めていた。「35本を打って超えたいですが、まだ20本もいっていない。まずは開幕ショートから20本、20盗塁」と堅実にノルマを設定した。

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