
写真は1月20日、ホワイトハウスに到着したトランプ米大統領。REUTERS/Elizabeth Frantz
[ロンドン 20日 ロイター] – トランプ米大統領は20日、英国がインド洋・チャゴス諸島のディエゴガルシア島の主権をモーリシャスに移譲する協定を結んだことについて「完全な弱腰対応」だと述べ、「グリーンランドを獲得しなければならない非常に長い国家安全保障上の理由のもう一つ」だと指摘した。
ディエゴガルシア島には、インド洋における戦略的に重要な米英空軍基地がある。
英国とモーリシャスは昨年、チャゴス諸島の主権をモーリシャスに移す一方、英国が長期リースで空軍基地を管理できるようにすることで合意した。
米政権はこれまでこの協定を支持しており、昨年5月に調印された際には「歓迎する」とコメントし、共同軍事基地の長期的な運用を確保する取り組みを称賛していた。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に「衝撃的なことに、われわれの『優秀な』NATO(北大西洋条約機構)同盟国である英国は現在、重要な米軍基地のあるディエゴガルシア島をモーリシャスに譲渡しようと計画している」と投稿。「(英国の)この行為に中国とロシアが気付いている」ことは間違いないと述べた。
一方、ダレン・ジョーンズ英上級相はタイムズ・ラジオに対し、協定は軍事基地にとって最善の選択であり、今後100年間は運用できると説明。すでに調印されており、いまさら変更することはできないと語った。
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