鹿児島市は新たなスタジアムについて、鹿児島市与次郎の2つの候補地を比較するための調査を行っています。今後、大きな課題となるのが費用の負担です。鹿児島県サッカー協会や鹿児島ユナイテッドFCが、この費用について様々な形で関わっていく考えを初めて公の場で示しました。

 県庁を訪ねたのは、県サッカー協会・県ラグビーフットボール協会・鹿児島ユナイテッドFCの関係者です。

(県ラグビーフットボール協会・渡辺丈会長)
「鹿児島県サッカー協会と鹿児島ユナイテッドFC、県ラグビー協会がスクラムを組んで我々の思いを要望書の形にして、10万人の署名を添えてお持ちしました」

 塩田知事に「まちなかスタジアムの早期の実現と3つの団体との意見交換の場を設けること」などを求める要望書を10万302筆の署名とともに提出しました。2つの協会とクラブが一緒にスタジアムの要望を行うのは初めてです。この後、関係者は鹿児島市役所を訪れ下鶴市長にも同様の要望を行いました。

 鹿児島市は、鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルの跡地と県立鴨池庭球場一帯の2つの候補地について比較するための調査を行っています。東京と大阪に本社を置く建設コンサル会社が、今年5月末までにスタジアムの配置や概算の整備費用といった調査結果を示すことになっています。

 公的な支援を前提としたスタジアムの建設。協会やクラブは費用の負担についてどう考えているのか聞きました。

(内田直之キャスター)
「建設費やランニングコスト、様々な費用がかかるのがスタジアム。協会やクラブチームは負担していく考えはあるのでしょうか?」

(県サッカー協会・川畑佑樹会長)
「建設費を負担するだけの財務体力は持ち合わせていないので建設費は難しい。日本サッカー協会のシンクタンクを活用しながら建設費が削減できるか?運営費も色んなスタジアムの色んな事例がある。県や市に情報提供したり、経済団体との話し合いが出てきた場合、情報共有していきたい」

(鹿児島ユナイテッドFC・湯脇健一郎代表)
「使わせていただくだけでなく、スタジアムを一緒に作りましょう。民間企業としての協力。一緒になって整備していきましょうというのは考えているところです」

 鹿児島ユナイテッドFCの湯脇代表によると「クラブを応援する企業に支援を呼び掛けたりサポーターにクラウドファンディングに参加してもらうなど様々な方法を検討していきたい」ということです。

 巨額の費用が必要なスタジアム。理解を広げるにはスタジアムがどんな効果を生み出せるのか?丁寧な説明が求められます。

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