トップニュース茨城県、「外国人版いばらき幸福度指標」で全国2位に躍進 「働く・住む・学ぶ」全分野で順位上昇茨城県は1月16日、外国人が働きやすく、暮らしやすい環境の整備を進めるため、政府の統計データに基づき策定した「外国人版いばらき幸福度指標」の2025年度結果を発表し、総合順位で全国第2位を獲得したことを明らかにした 。(写真/茨城県提供)

茨城県は1月16日、外国人が働きやすく、暮らしやすい環境の整備を進めるため、政府の統計データに基づき策定した「外国人版いばらき幸福度指標」の2025年度結果を発表し、総合順位で全国第2位を獲得したことを明らかにした 。(写真/茨城県提供)

茨城県は1月16日、外国人が働きやすく、暮らしやすい環境の整備を進めるため、政府の統計データに基づき策定した「外国人版いばらき幸福度指標」の2025年度結果を発表し、総合順位で全国第2位を獲得したことを明らかにした。県は外国人から「選ばれる」地域づくりを目指し、2024年に全国初の取り組みとして同指標を策定しており、客観的な数値を用いて本県の強みや弱みを可視化し、施策の充実や強化につなげている。

発表された結果によると、茨城県の総合順位は前年度の4位から2ランクアップして2位(スコア2.18)となり、1位の東京都(4.24)に次ぐ高い評価を得た。3位は愛知県と静岡県(ともに1.65)だった。分野別の順位においても、「働く」が4位(スコア0.73)、「住む」が2位(スコア0.95)、「学ぶ」が5位(スコア0.50)と、3分野すべてで昨年度の順位から上昇し、バランスよく高いスコアを維持していることが示された。

指標別の詳細では、「住む」分野における「日本語教室設置率」が93.2%(スコア1.56)、「外国人患者受入医療機関率」が4.6%(スコア1.65)と高い評価を受けたほか、「学ぶ」分野の「外国人生徒向け入学特別定員枠等の設定率」は100%(スコア0.85)に達した。また、「働く」分野では、最低賃金から消費者物価地域差指数を引いた「貯金仕送りしやすさ指数」がスコア1.10となるなど、生活のしやすさと経済的なメリットの両面が評価され、総合順位を押し上げる要因となった。

デジタル庁の検討会委員なども務める一般社団法人スマートシティ・インスティテュート代表理事の南雲岳彦氏は、茨城県の取り組みについて、在留外国人を地域コミュニティの一員と捉えて幸福を客観的に測る指標を策定したことは、他に例がない全国に先駆けた事例であると評価した。南雲氏は、人口減少が加速する中で外国人材にとって住みやすい地域づくりを進めることは競争優位性の確保に重要であり、今回整理された客観的要素は、今後の分析の手助けになるとコメントしている。

茨城県は今回の結果を受け、「選ばれるには、理由がある。」として、客観的なデータが裏付ける環境の良さをアピールしており、今後も結果から見える強みや弱みを踏まえた施策の充実と強化につなげていく方針だ。詳細な指標一覧や統計値については、茨城県の公式ホームページで公開されている。

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