
RMZ-007 TRINITY LIGER
ゾイドの本家タカラトミーが展開する1/100スケールのリアライズモデルから作例が到着。こちらのトリニティライガーは、2001年発売のゲームボーイアドバンスソフト『ZOIDS SAGA』が初出だが当時はキット化されず、今回のリアライズモデルが24年越しのプラキットとなる。
作例ではCGのような仕上げを目指し、当時のゲームパッケージの印象に近づけて製作した。定番工作の工程とポイントに注目してご紹介しよう。
▲初のキット化となったトリニティライガー。成型色による基本の色分けの他各所にクリアーパーツが配された豪華仕様となった
▲コレクタブルなサイズながら、内部までみっちりと詰まったメカモールド。リアライズモデルのコレクションにぜひとも加えたい
▲コックピットにはアトレー王子のパイロットフィギュアが付属。作例では髪や服まで塗り分けている


▲腹部にはブースターが装備され、また背中ユニットが回転し射撃武装が展開する
▲リアルな可動とポージングを追求しており、ネコ科動物のような立ち姿が可能


▲キャノピーのクリアーパーツは後部で固定している部分をカットし後ハメ加工


▲箱絵を参考にキャノピーの目の辺りを調整。鼻先はプラ板の切れ端で角度を上げる

▲尾の鉤爪はシャープ化。肉抜き穴はポリパテで埋め、丸モールドは1.5㎜のプラ棒を取り付けて復活させた
▲脚内側の肉抜き穴は可動域に配慮しつつ、重くならないようプラ板を使って埋める。細かな穴はポリパテを使用
▲トリニティの名前の通り、たてがみには3種の装備が搭載されている。それぞれビームガン(左)、マルチレーダー(中)、タービン(右)
▲肩にある白いパーツは凸部を削り取ってプラ板の細切りで枠を作り凹状に変更とシャープ化を行った
▲脚のアーマークローは展開可能。アクション用ベースに取り付けるための3mm穴も配置されている


▲すべてのアーマークローが展開した状態。足がしっかりと設置するように足首の軸棒をカット、3mmの穴を開けてボールジョイント形式に変更し、フレキシブルに動くようにした

■はじめに
ゲームオリジナルのゾイドであるトリニティライガーが、シリーズナンバリング一桁のうちに発売されるとは思わず……驚きでした。
キットはしっかりした作りになっているので、パーティングラインとヒケ、肉抜き穴に合わせ目の定番作業と、ギミックの調整で終わるつもりでしたが、顔の造形と足首の設置性など気になる部分の修正も行っています。
■やることが多い
ゲートは目立ちませんが、赤いパーツのヒケと肉抜き穴、パーティングラインが多いので、処理のために凸モールドを一緒に削り取り、処理後また作り直します。またモールドの彫り直しもしています。
可動に配慮が必要な肩や脚アーマーの肉抜き穴はフレームと可動に干渉せず、重くならないようプラ板でフタをします。脚の鉤爪とたてがみの肉抜き穴はポリパテで埋めました。たてがみのギミックはキットそのままですが、塗装すると可動や塗面に影響があるため、モールドを追加してフレーム色で塗り最小限の塗膜としています。
■加工点
キャノピー周りをもう少し厳つくしたいので、クリアーパーツの後ハメ後に瞬間カラーパテを盛ってから削り込んで角ばらせ、耳の位置を後ろへ広げてキャノピー全体を大きくなるよう修正。またゲームの箱絵を参考にプラ板で黒い鼻を製作、アゴは正面だけゲームの箱絵を意識して平たく変更しました。
追加で足の設置性を上げるため、足首の軸棒とポリパーツを別キットのボールジョイントに差し替えます。
■カラーレシピ
赤=ローズブライトレッド
白=クールホワイト
シルバー=スーパージュラルミン
フレーム=MSファントムグレー
キャップ=ニュートラルグレーIII
アトレー王子は特に頑張りました(ライガーより色数多い)。クリアーパーツにはスーパークリアーIIIでコート。目は接続部分を削り落とした後、裏にラピーテープを貼り両面テープで固定しています。
タカラトミー 1/100スケール プラスチックキット“リアライズモデル”
RMZ-007 トリニティライガー
製作・文/坂井晃
リアライズモデル RMZ-007 トリニティライガー
●発売元/タカラトミー●6600円、発売中●1/100、約27cm ●プラキット

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