欧州、自らの利益守るため多くの手段ある=EU外相

3Dプリンターで作られたトランプ米大統領のミニチュア模型と、欧州連合(EU)とグリーンランドの国旗。17日撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[ブリュッセル 19日 ロイター] – 欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)は19日、欧州は米国と争うつもりはないが、自らの利益を守るためのさまざまな手段を持っていると述べた。

トランプ米大統領は17日、米国がデンマーク自治領グリーンランドを購入できるようになるまで欧州8カ国からの輸入品に追加関税を課すと表明した。 もっと見る

カラス氏はブリュッセルでデンマークのポールセン国防相とデンマーク自治領グリーンランドのモッツフェルト外相と会談後、Xに「北極圏の安全保障は大西洋を越えた共通の関心事であり、同盟国である米国と話し合うことができる問題だ。しかし、関税による脅しは解決策ではない」と投稿。

「主権は貿易のためにあるのではない。われわれは争いを挑むつもりはないが、自らの立場を堅持する。欧州には自らの利益を守るためのさまざまな手段がある」とした。

フランスのレスキュール財務相はユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の前に、トランプ氏による関税の警告が現実になるのを阻止する最善の方法は、EUが強い対応を取る用意があると示すことだと述べた。

一方、デンマークのラスムセン外相はロンドンで記者団に対し、トランプ氏の関税の警告に対するEUの対応はデンマーク単独ではなく、EU全体の判断に委ねられていると語った。

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