ウクライナ和平交渉団が米国入り、トランプ政権高官と協議へ

 ウクライナの和平交渉団が17日、ロシアと戦争終結に向けた合意案の詳細を協議するため、米国に到着した。ウクライナのブダノフ大統領府長官が明らかにした。写真は交渉団が協議するトランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏。パリで6日代表撮影(2026年 ロイター)

[キーウ 17日 ロイター] – ウクライナの和平交渉団が17日、ロシアと戦争終結に向けた合意案の詳細を協議するため、米国に到着した。ウクライナのブダノフ大統領府長官が明らかにした。

代表団は米政権のウィットコフ特使、トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏、ダニエル・ドリスコル米陸軍長官と会談するという。

ブダノフ氏は「ウクライナには公正な和平が必要だ。われわれは結果を出すために取り組んでいる」とメッセージアプリのテレグラムで述べた。

トランプ氏はウクライナとロシアの双方に、戦争を終結させるための合意形成を求めてきた。しかし、幾度もの協議にもかかわらず、これまでのところ具体的な外交的進展は得られておらず、前線では激しい戦闘が続いている。

ウクライナと米国は20項目からなる和平案を起草したが、ロシアは同案について依然としてコメントしていない。

主な争点には領土の譲歩、安全の保証、ロシアが占領している欧州最大のザポリージャ原子力発電所の扱いなどが含まれる。

ウクライナ当局者によると、ウクライナへの安全の保証や戦後の復興支援策などが議題となる。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、19日からスイスのダボスで開催される世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議
)の合間に、米国と「繁栄パッケージ」の概要を示す文書に署名し、約8000億ドルの復興投資を実現したいと述べた。

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