掲載日
2026年1月16日
インドから米国への宝石・宝飾品輸出は、2025年4〜12月期に前年同期比44.42%減の38億6,000万ドル(前年同期は69億5,000万ドル)に落ち込んだ。これを受け、宝石・宝飾品輸出促進評議会(GJEPC)は懸念を表明した。
国際宝飾見本市「ジュエリー・アラビア」の過去開催時のGJEPCメンバー – GJEPC- India – Facebook
「米国は依然としてインドの最大の輸出先であり、宝石・宝飾品輸出の約30%を占めています。出荷の急減は深刻な懸念材料です。関税をめぐる不確実性が長引けば、インドの宝飾品輸出業者にとっての米国市場の長期的な持続可能性に悪影響を及ぼしかねません。とはいえ、私たちはインド政府を全面的に信頼しており、現在進行中の二国間貿易協議が前向きかつ迅速な解決につながることを期待しています」と、GJEPCのキリット・バンサリ会長はプレスリリースで述べた。
2025年12月には、需要の落ち込みと関税関連の圧力が引き続き業界に影響を及ぼすなか、インドから米国への宝石・宝飾品輸出は前年同月比で50.44%減少した。しかし、GJEPCによると、米国向けの落ち込みにもかかわらず、同年4〜12月期におけるインドの宝石・宝飾品輸出総額は安定を維持した。その結果、9カ月間の暫定輸出総額は207.5億ドルとなり、前年同期比0.41%減となった一方、ルピー建てでは3.69%増となった。
「UAEやオーストラリアとの自由貿易協定は、業界にとって極めて重要なタイミングで結ばれました。英国、オマーン、ニュージーランドなどとの最近のFTAは、関税の引き下げや貿易障壁の緩和によって競争力をさらに高めるでしょう。インド政府は現在、複数の貿易協定を交渉中であり、これらの協定によって新たな市場が開かれ、品質・価値・信頼の面でインドの地位が世界的に強化されると確信しています」とバンサリ氏は述べた。

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