日本で毎年8万人が消える―“蒸発者”という現実 映画『蒸発』日本公開
日本で毎年約8万人が失踪し、そのうち数千人が完全に姿を消す――。“蒸発者”と呼ばれる人々の実態に迫ったドキュメンタリー映画『蒸発』の劇場公開が決定し、あわせてポスタービジュアルと予告篇が解禁された。
本作は、人間関係の崩壊や借金、脅迫などを理由に、すべてのしがらみを断ち切り姿を消す人々と、彼らを支援する「夜逃げ屋」、そして残された家族の葛藤と和解を、没入感のある映像で描き出す。
ドイツ人映画作家アンドレアス・ハートマンと、映像作家・森あらた監督による共同制作で、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭で連日満席を記録。ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭では最優秀作品賞を受賞するなど、40以上の国際映画祭で高い評価を獲得した。
出演者の身元保護のため、一部にAI技術による顔・音声加工を施すなど、倫理面にも配慮しながら、日本社会の影に潜む「蒸発」という現象を真正面から見つめる。
世界が注目した問題作が、ついに撮影地・日本で劇場公開される。

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