By
Portugal Textil
掲載日
2026年1月15日
ポルトガルのインペタス・グループは、ファッション業界向けAIソリューションを専門とするStraight Lines AI社と協業し、製品開発のさらなる迅速化と効率化を図っている。
インペタスが米国のAI企業と提携
この協業の一環として、インペタスは「Straight Lines AI Creative Design Platform」を自社のクリエイティブプロセスに組み込み、製品開発の合理化と加速、業務効率の向上やコスト削減を図るとともに、新たなアンダーウェアコレクションの市場投入までのリードタイム短縮を目指す。
「Straight Lines AIでは、最先端の人工知能ソリューションでファッション業界の変革に取り組んでいます」と、Straight Lines AIのCEOであるDale Kort氏は述べた。「インペタスとの提携を大変嬉しく思います。同社がAIの力を活用してデザイン力を高め、業務を最適化し、革新的な製品をより効率的に市場へ投入できるよう支援していきます」と付け加えた。
高品質な下着コレクションで知られるインペタスは、AIの導入を創造性とイノベーションを強化するための戦略的機会と捉えている。Straight Lines AIのプラットフォームを活用することで、手作業の比重が大きい業務を自動化し、チームがクリエイティブ開発や製品デザインにより注力できるようになる。
「Straight Lines AIとのパートナーシップにより、当社はプロセスを最適化し、コストを削減し、私たちが最も情熱を注ぐ『すべての人のための高品質な製品づくり』にこれまで以上に時間を割けるようになります」と、デザイナーでインペタスの3D導入プロジェクト責任者であるNuno Sousa氏は語った。「このコラボレーションは、当社の効率を高め、この市場でのイノベーションを継続するうえでも役立つでしょう」と続けた。
インペタスのAIへの取り組みは目新しいものではなく、すでに同社のイノベーションを牽引する原動力のひとつだ。インペタスが主導するTexp@ctプロジェクトの一環であるポッドキャスト「Entre Linhas e Bytes(Between Lines and Bytes)」第2回をはじめ、Nuno Sousa氏は折に触れて、現在インペタスで3D技術が中心的役割を果たしており、製品開発における効率性、コラボレーション、サステナビリティに直接的な効果をもたらしていると強調してきた。同氏によれば、同社はすでに1シーズン当たり500〜600点の製品を3Dで開発しており、従来の写真撮影を廃し、プレゼンテーションおよび商業化のためにデジタル画像を使用しているという。

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