今日、千葉県庁国際課から、2026年1月18日にJCCCで開催される「お正月会」出店用のふるさと紹介グッズが届きました。トロント都道府県連合会では、各県人会のメンバーが県庁と直接つながり、こうしたイベントの際に地元紹介グッズを送っていただくことがあります。
県によって状況はさまざまですが、千葉県の場合は、連合会設立時から長く関係を築いてくださった色本前会長のおかげで、現在のやり取りもスムーズに進んでおり、大変ありがたく感じています。

習志野市からの物産習志野市からの物産

一方で、初めて県人会を立ち上げる会長さんにとっては、県庁とのつながりづくりや認定手続きに時間がかかることもあります。ただ、活動内容は県によって本当にさまざまで、必ずしも県庁と連携することが必須というわけではありません。参加のきっかけも設立の背景も人それぞれで、共通点があるとすれば「ふるさとを大切に思う気持ち」だけかもしれません。

私自身が県人会の活動に関心を持つようになったのは、習志野市とタスカルーサ市(アメリカアラバマ州)の姉妹都市交流がきっかけでした。トロントに千葉県人会があることは以前から知っていたものの、最初は特に関わる機会がありませんでした。ところが、2015年に姉妹都市交流の実行委員長を務めることになり、習志野市国際交流協会で国際交流部会長・理事として活動するようになったことで、ふるさととのつながりが一気に深まりました。

部会長としてリモートで活動するようになって今年で10年になります。コロナ禍を経てリモート体制が確立し、姉妹都市交流の年には日本で直接受入れ業務に入り、それ以外はオンラインで部会を進めています。
現場を支えてくれている部会長代理1名と副部会長2名の3人には、本当に支えられてきました。今年は交流30周年の節目でもあり、高校生派遣に加えて市民訪問団の相互交流も予定されています。

習志野市国際交流協会国際交流部会運営チーム:清水部会長代理、坂本副部会長、野中副部会長

長年一緒に活動してきた4人のチームに加え、最近は若いお母さんたちが積極的に参加してくれるようになり、ユース世代にも自然と関心が広がる環境が生まれています。

思えば、私たちも子どもが高校生だった頃に必死で取り組んだ事業でしたが、今では子どもたちも大人になり、次の世代が役割を引き継いでいく時期が近づいています。10年間、変わらず協力してくれたチームの存在は本当に大きく、この活動を通して母校の仲間や同級生ともつながり、ふるさとを軸にした姉妹都市交流だからこその力を強く実感しています。

そして、この「ふるさとを大切に思う気持ち」こそが、県人会や連合会の活動とも自然につながっています。姉妹都市交流を通じて育まれた絆や経験が、トロントでの県人会活動にも生かされ、こうして県庁との連携や地域紹介にも広がっていると感じています。
これからも、ふるさとと海外を結ぶ大切な活動を、仲間とともに続けていきたいと思います。

原あんず原あんず文章=原あんず

トロント都道府県人会・連合会会長
全カナダ日系人協会(NAJC)
新移住者委員会(JNIC)委員長

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