宮城県と山形県で県独自の緊急事態宣言が出され、緊張感が高まる東北地方。福島県では聖火リレーを前に医療現場が逼迫(ひっぱく)しています。
東北に警戒感が広がっています。
東北地方では宮城県が18日に・・・。
宮城県・村井嘉浩知事:「宮城県、仙台市独自の緊急事態宣言を発令したいと思います」
そして、続いて山形県も・・・。
山形県・吉村美栄子知事:「昨日、山形市と共同で独自の県と山形市の緊急事態宣言を発出しました」
宮城県では今月上旬から新規感染者が急増し、20日には過去最多の125人の感染が確認されました。
一方、山形県では今月中旬から増え始め、21日に過去最多の31人を記録しました。
仙台市と山形市は車で1時間程度の距離で往来は非常に盛んです。両県のグラフを並べてみると、宮城県の後を追うように山形県で感染者が増えているように見えます。
山形県では山形市内の不要不急の外出や山形市と他の地域の往来を控えるよう呼び掛けています。
ピリピリしているのが隣接する県です。
特に福島県では先月以降、病院などでのクラスターが相次ぎ、病床使用率が今月21日時点で全国で唯一、50%を超えています。
その福島県に向け、23日にもオリンピックの聖火が運ばれることが大会関係者への取材で分かりました。
聖火リレーは25日、Jヴィレッジからスタートします。沿道での観覧は可能ですが、内堀知事は密になった場合、その区間はリレーを取りやめるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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