2025年12月26日から2026年1月6日にかけて、高知県内では7件の死亡・重体事故が発生し、そのうち4件は、夜間に車と歩行者や自転車が衝突する事故でした。
■高知県警
「夜間ではドライバーからの歩行者の見え方にどのような違いがあるのか、実際に体験してみたいと思います」
1月9日、いの町の運転免許センターで県警がおこなったのは、夜間、車の運転席から周囲がどのように見えるのか、また、対向車がいる際にドライバーに起こりうる現象についての実験です。
まずは、色による視認性の違いを確認するため、赤、白、青、黄色など7色のカラーコーンを一列に並べます。
横断歩道から70メートル離れた地点では、カラーコーンはどのように見えるのか。
■県警
「ロービームだと、ほとんどコーンが置かれているのが分かりづらくなっています」
では、40メートル地点ではどうでしょうか。
白は全体がはっきりと見え、赤や黄色のコーンも見えやすいことが分かります。
■県警
「夜間の外出時は明るい色の服装や反射材を身につけるなど、自分の存在を周囲に分かりやすいようにしていただいた上で、とくに道路を横断する際はしっかりと左右を確認して、もし車が来ていたら渡らずに車が通り過ぎるのを待つというぐらいの慎重な安全確認をお願いしたい」
注意が必要なのは歩行者だけではありません。対向車がいる場合や周囲の状況によっては、ドライバーに起こり得る注意するべき現象があります。
こちらの画像は横断歩道上に歩行者がいますが、その姿は見えていません。実は、この場所に歩行者がいました。
蒸発現象とは、このように自分の車のヘッドライトと対向車のヘッドライトが重なる地点で歩行者などが突然見えなくなる現象のことです。
同じようなケースで、ライトをつけて停車している車の横を通り過ぎると、車の後方に立っている人の姿がまったく見えていませんでした。
■県警
「夜間は周囲の歩行者や自転車が見えにくい・見えない状況が起こりうるという前提で慎重な安全確認をお願いしたい」
事故に遭わないために、事故を未然に防ぐために、歩行者とドライバーそれぞれが危険を認識することが必要です。

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