
台湾でのプロ入りを目指す永田颯太郎内野手(本人提供)
前楽天の育成選手、永田颯太郎内野手(25)が、台湾プロ野球(CPBL)入りを目指して台湾の社会人チームでプレーすることを決めた。9日に中部国際空港から台湾へ飛び立った。
永田は愛知・菊華高卒業後に国立台湾体育運動大への留学を経て2023年に育成ドラフト4位で楽天に入団。「高校卒業時に愛知の1部リーグの大学に野球でいけるレベルではなかった」と高校の指導者のつてを頼りに台湾の大学へ進み、走攻守三拍子そろった遊撃手としてNPB入りした異色の経歴を持つ。
NPBの3年間ではイースタン・リーグで計231試合に出場。育成3年目の昨季は同リーグで71試合に出場して打率2割4分8厘、1本塁打、23打点と打撃での成長を見せたが、支配下昇格には至らずに昨年10月に戦力外通告を受けた。「苦しいことがほとんどだったけど、ファンの方が温かく応援してくださったことが支えになった。その経験があってこれからも野球を続けたいと思えました」と現役続行への思いは消えなかった。
NPB球団から声は掛からず、大学時代の縁で台湾の社会人チームに入団。目指すのは毎年6、7月に行われるCPBLのドラフト会議で指名を受けての台湾プロ野球入りだ。「日本で期待に応えられなかったけど、もう一度チャンスがある。台湾でもっと僕が成長して日本に戻って来られることがあれば、今までお世話になった人への恩返しになるのかな」。台湾でのプロ入り、そして再び”逆輸入選手”として日本に戻る夢を胸に異国で腕を磨く。

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