
写真はロシアによる無人機とミサイル攻撃を受けた後のキーウ市内の様子。1月9日撮影。REUTERS/Thomas Peter
[9日 ロイター] – ロシア軍は、8日夜から9日未明にかけてウクライナ西部の標的を新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」や無人機で攻撃した。首都キーウも攻撃し、ウクライナ当局によると少なくとも4人が死亡し20人以上の負傷者が出ている。
ロシアは、昨年末のウクライナによるロシア大統領公邸攻撃への報復とし、攻撃の目標を達成したと表明した。
オレシニクが使用されたのは2回目。核弾頭も搭載可能だが、今回の攻撃で非通常弾頭が搭載されていたとは言っていない。ウクライナ空軍によると、オレシニクはカスピ海に近いミサイル開発基地カプースチン・ヤールから発射された。着弾したのはウクライナ西部リビウ州のポーランド国境から約60キロメートルの場所で、ロシア側はドローン工場とエネルギー施設を直撃したと発表した。ウクライナ当局は、被弾したインフラを明らかにしていないが、地元メディアは大規模な地下ガス貯蔵施設が攻撃されたと報じた。
ウクライナのシビハ外相は「欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)との境界近くにこのような攻撃が行われたことは、欧州大陸の安全保障にとって重大な脅威でNATOが試されている」とXに投稿。ロシア大統領公邸攻撃というありもしない話で攻撃を正当化したと批判した。
キーウでは、大雪が降り氷点下10度の寒さの中、50万世帯以上が停電し水道と暖房も止まった。カタール大使館の建物が被害を受けたとの情報もあるが、同大使館のコメントは得られていない。
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