BMW、インドで新モデル10車種投入へ 現地調達拡大目指す

 ドイツ自動車大手BMWは、今年インドで電気自動車(EV)と人気ブランド「ミニ」を含む新型モデル10車種を投入する。同社のロゴが写った資料写真(2026年 ロイター/Francis Mascarenhas)

[ムンバイ 8日 ロイター] – ドイツ自動車大手BMW(BMWG.DE), opens new tabは、今年インドで電気自動車(EV)と人気ブランド「ミニ」を含む新型モデル10車種を投入する。一方で、高級車販売の低調が続く中、現地調達率を高めてコストを削減する方針だ。同社インド法人のハーディープ・ブラー最高経営責任者(CEO)がロイターに明らかにした。それでもBMWは2025年にインドで前年比14%増の1万8000台を売り上げ、過去最多を更新した。競合する市場首位のメルセデス・ベンツ(MBGn.DE), opens new tabとの差を縮めた。

ブラー氏は、今年10車種の新型車投入と17車種のモデルチェンジにより、昨年と同水準の成長率を維持する見通しを示した。またその3分の1強がミニブランドになると付け加えた。

インドは急成長する高級車市場だが、主に輸入税の高さによる高価格が理由で、400万台超の販売台数全体に占める高級モデルはわずか1%にとどまる。ブラー氏は「高級車市場全体は伸びていない。この1%の枠内で競争を続けるだけでは真の拡大とは言えない」と述べた。

この課題に対応するために、より多くのモデルを投入し、輸入部品ではなく現地調達部品を使用することで製造コストを削減する計画だという。

BMWは現在、インドで組み立てる車両向けのシート、エンジン、車軸、タイヤなどの部品の約50%を現地調達している。ブラー氏はこの比率を引き上げる取り組みを進めているとしたが、詳細は明らかにしなかった。

同社は昨年、インドでEV「iX1」の現地組み立てを開始した。EVとしては初の試みで、これによりガソリン車と競合できる価格が実現し、EVの販売台数は200%増となった。

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