[8日 ロイター] – 米国株式市場は強弱まちまちで取引を終えた。エヌビディアなどハイテク株が下げた一方、トランプ米大統領が国防予算の大幅増額を求めたことを受けて防衛関連株が上昇した。
エヌビディア(NVDA.O), opens new tabが2.2%、ブロードコム(AVGO.O), opens new tabが3.2%、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabが1.1%、それぞれ下落。人工知能(AI)関連株の割高感に対する投資家の警戒感を背景に、S&Pハイテク指数(.SPLRCT), opens new tabは年初来で約1%安となった。
アルファベット(GOOGL.O), opens new tabは1.1%上昇。同社は前日、時価総額が2019年以来初めてアップル(AAPL.O), opens new tabを上回り、米企業で2位となった。アップルは0.5%安。
B・ライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「AIはまだホットな分野だが、勝者と敗者が出てくるだろう」とし、「どのように収益化するのか、設備投資に対するリターンが得られるのかどうかを示すよう求められている」と指摘した。
トランプ大統領は7日、2027年度の国防予算について、1兆5000億ドルとすべきとの考えを示した。議会が承認した2026年度の9010億ドルを大幅に上回る。
これを受けて防衛関連株が買われ、ロッキード・マーチン(LMT.N), opens new tabが4.3%高、ノースロップ・グラマン(NOC.N), opens new tabが2.4%高。クラトス・ディフェンス(KTOS.O), opens new tabは13.8%急伸した。米労働省が8日発表した1月3日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比8000件増の20万8000件となった。緩やかな増加となり、労働需要が低調ながらも、昨年終盤のレイオフ(一時解雇)が比較的少なかったことを示唆した。市場は9日発表の12月雇用統計を注視している。
AI関連メモリーチップメーカーが下落し、サンディスク(SNDK.O), opens new tabが5.4%安、ウエスタンデジタル(WDC.O), opens new tabが6.1%安、シーゲート(STX.O), opens new tabも7.7%安となった。
フォード・モーター(F.N), opens new tabは投資判断引き上げを好感して4%超上昇した。
S&P総合500種構成銘柄(.AD.SPX), opens new tabでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.4対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は169億株。直近20営業日の平均は163億株。

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

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