インドルピー、3月までに92ルピーに下落 関税交渉妥結でも効果限定=UBS

写真はインドの硬貨。2025年9月、デリーで撮影。REUTERS/Anushree Fadnavis

[ムンバイ 7日 ロイター] – UBSインベストメント・バンクは、インドルピーが3月までに1ドル=92ルピーまで下落すると予想した。現在の90ルピー付近から約2%の下落を見込んだ。

UBSのアジア為替・金利戦略責任者ロヒト・アローラ氏は、米国との貿易交渉が妥結すればルピーの支援材料になると述べた。ただ最近外貨準備を取り崩しているインド準備銀行(中央銀行)がルピーの安定局面でドルを積み増すと予想されるため、効果は一時的とみている。

UBSの最新の予測は3カ月後のフォワードレートの90.55ルピー付近よりもかなりルピー安になっている。

インド中銀はフォワード市場でルピー支援介入をしており、同市場でドルのショートポジションが積み上がっている。

Chart depicting the size of RBI's forward bookChart depicting the size of RBI’s forward book

ルピーは2025年に5%近く下落した。主な要因は株式市場からの海外投資資金流出だ。

アローラ氏は、インドの資本収支への圧力は貿易の不確実性よりも成長懸念に起因し、相対的に割高な株価が大きな要因と指摘した。

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