第4日第3試合 広島新庄vs上田西
 広島新庄の「投」と、上田西の「打」の対決になる。

 広島新庄は右の本格派・花田侑樹(3年)が先発し、左腕・秋山恭平(同)へ継投するのが必勝パターンだ。花田は最速143キロの直球を軸に多彩な変化球を操る。今冬には左打者の内角へのカットボールを習得し、内外角目いっぱい使って勝負する。秋山は伸びのある直球に、昨夏から使い始めたカットボールとツーシームなどで打たせて取る。

 打線は1番・大可尭明(同)を筆頭に粘り強い。持ち味の盗塁やバントなどでつないでいけば、着実に得点できそうだ。

 上田西は投手力で分が悪いだけに打ち勝ちたいところ。2020年秋の公式戦打率4割8厘は今大会出場校トップ。送りバントはあまり使わず、どんどん振る。

 昨秋に三塁打を5本放った1番・笹原操希(同)、中軸には広角に打ち分ける柳沢樹(同)、長打も小技もできる飛鳥井洸(同)、柔らかく変化球を打つのがうまい杉浦琉生(同)など好打者がそろう。昨秋の北信越大会では星稜(石川)のエース左腕を攻略しており左投手も苦にしないのは強みだ。

 制球に優れるエース左腕・

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