「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ 年末SP」

【写真】春日俊彰、喪黒福造とそっくりの不気味な笑顔でツーショット

毎週土曜夜10時から放送の「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」(BSテレ東)通称じばせん。超倹約家のオードリー・春日俊彰が馴染みのない街で自腹の1000円を予算に最高の一杯を楽しむリアルドキュメンタリー番組だ。12月20日の放送でシーズン2の終了が告げられた同番組だが、12月27日(土)には番組初の1時間スペシャルが放送された。冬の日本海・富山県「氷見駅」へ赴いた春日だったが、いつもより倍の放送時間ということで収録時間も倍…という恐ろしい気合いの入れ方。スペシャルな回に相応しい、春日のスペシャルな悩み方に注目だ。

■1時間スペシャルでも普段と変わらないスタイルの春日

「はい、いらっしゃい」と、1時間スペシャルでも変わらず定番の挨拶で番組の開始を告げる春日。もちろん今回の氷見駅も「知らないねぇ~」の街だ。しかし冒頭から「1時間か…ということは、そうだね。7時間!」と危険な発言が飛び出す。普段は30分放送回のロケに3時間半かけているため、2本分だと7時間の計算になるとのことだ。いつも2本撮りをしているからそう変わらない、と言ってのけるところも恐ろしい。

さっそく駅のロータリーに停まっているタクシーの運転手に話を聞く春日。氷見は漁師町で寒ブリが有名との情報をいただく。しかし寒ブリは12月中頃から出始めるとのことで、ロケ日に揚がるのは「普通のブリ」なのだとか。それでも近くに漁港があるなどいろいろな情報をもらい、自身でも探ることに。

案内板を見つけた春日は「あ!」と声を上げる。実は氷見町、「忍者ハットリくん」「怪物くん」などで知られる漫画家・藤子不二雄Aの出身地だったのだ。案内板にも「藤子不二雄Aアートコレクション」「忍者ハットリくんカラクリ時計」など、案内板には春日の興味を刺激するスポットがチラホラ。「こういうの絶対見たいじゃん」とテンションが上がった春日は、漫画関連スポットも目指すことを決意する。

1時間スペシャルとあって時間の余裕を感じているのか、漫画関連スポットを見つけては意気揚々と写真を撮ってもらう春日。店探しより夢中のようすで、怪物くんの像を見つけた際は「怪物くんのフルネームは?」などクイズコーナーまで開いていく。

しかしそんな風に歩いているなか、スタッフから「漁港は3時で閉まるらしいです」との情報が。「えっ!もう2時2分じゃん」と急いで漁港へ向かう。漁港にたどり着いて早々、「魚市場食堂」に顔出し確認をする春日。しかしすでに受付終了の時間となっていた。

参考までに料理と酒の値段を確認し、店を出る。しかし店前の看板で姉妹店「岸壁市場食堂」が近所で営業中との情報をゲット。ところがまたも道中で寄り道したせいなのか、たどり着いたころには「100分待ち」の状態だった。撮れ高はたっぷりあるものの、店選びにはずっと暗雲が漂う…。

■迫る閉店時間…じばせん店探しは間に合うのか

五重の塔と観音様を擁する謎の個人宅、気になるじばせん店などを発見しつつ、春日は藤子不二雄Aのアートを収めた「氷見市潮風ギャラリー」に営業時間ギリギリで到着。スタッフが「ここは許可取ってます。来たかったんで」と伝えると、春日はなぜかちょっとシナのある「やるじゃなぁい」でスタッフの配慮をたたえる。藤子不二雄Aが手掛けた原画や趣向を凝らしたアートの数々を大いに楽しむことに。

ロケ開始から4時間。あたりはいい感じの暗さになり、月も顔を覗かせている。「これで“店がなかったです”は俺、さすがに納得いかないですよ。探してないんだから」と早くもスタッフに詰められた春日は、「そりゃ探すよ?探したうえでなければそれはもう、仕方ないじゃない」となぜか自信満々。しかも「決めるからもう。“氷見に来て、いただけるもの”じゃないと、今回私は受け付けません」と氷見ならではの食材でせんべろすることを告げる。見つからない場合は「ノーせんべろでフィニッシュ」もあることを宣言した。

そのため店探しは難航を極める。せんべろできる店はあるものの、“氷見メニュー”で絞るとなかなか条件にあう店が少ないのだ。さらには時間の制限もある。最初に見つけた料金的にはいける店も、完売のため早めにクローズしていた…というパターンも。

昼1時にロケを開始して、夜8時40分を回っている。“氷見メニュー”縛りで苦しんだ春日だったが、「ただいま」と声をかけてもどってきたのは「居酒屋 あかかぶ」。年末スペシャルでもルールは徹底して「特別にお通しなし」といったサービスは受けず、「付出し500円」と「日本酒 立山(小)500円」でフィニッシュだ。

「あかかぶ」の今日の付出しは、“フクラギのフライ”。これは氷見で“福来魚”とも書かれる魚で、関東では「イナダ」と呼ばれるブリの幼魚だという。「魚の味が強い」「身がふんわりしてる」と味には納得する春日だったが、お会計のときは「さすがにちょっと恥ずかしいよ。氷見まで来て」と照れ笑い。「距離が遠くなると恥ずかしさは出るね」「往復の交通費何倍するんだよって話」と謎の羞恥心を見せつつも、番組特製コースターをプレゼントして2025年の「じばせん シーズン2」を締めくくるのだった。

■BS愛があふれすぎる春日の変わらないテンションとあいさつ

番組ラスト、「これで今年というか、わかんないですけど終わりというか…」と声をかけられた春日。「2025年度が終了っていうことですね」と抵抗するも、「か、もう金輪際ないのかわかんないです」とスタッフも苦笑い。

「シーズン1同様、さよならは言わないからね」と強い眼差しで画面越しに視聴者へ訴える春日。自分で「かっこいいね~粋だね~」と漏らす所も春日らしい。店内で本当に8時間もロケを続けたことにスタッフから苦情を寄せられるなど、シーズン1から変わらないノリがいまとなっては恋しくも思える。

「シーズン1」終了時に告知がなかった「シーズン2」の例を考えれば、「シーズン3」の希望は消えていない。辛口なスタッフと春日のやり取りがまた見られる日を、楽しみに待っておこう。

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