第104回全国高校サッカー選手権 1回戦   奈良育英 2(3PK2)2 矢板中央 ( 2025年12月29日    ゼットエーオリプリスタジアム )

<矢板中央・奈良育英>後半20分、奈良育英・柑本は勝ち越しゴールを決める (撮影・西川祐介)
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 5大会連続18回目出場の奈良育英が矢板中央(栃木)をPK戦の末に破り、20年以来4大会ぶりに初戦を突破した。

 一進一退の攻防が続いた1―1の後半20分、ゴール前でラストパスを受けたMF柑本(こうじもと)凛伍が右足でゴールネットを揺らして勝ち越した。試合終了間際に同点に追い付かれてPK戦に突入も、PK戦はGK内村篤紀のセーブなどで3―2で制した。

 今年7月、3年生でエースだった森嶋大琥(ひろと)さんが白血病で急逝した。8月、2年生の東愛流(あいる)さんが事故で亡くなった。チームは奈良県予選から森嶋さんを背番号10でメンバー登録。応援席には「大琥・愛流と共に闘え!」と横断幕が掲げられた。悲しみを乗り越え、チーム一丸で迎えた特別な冬。奈良育英が天国に白星を届けた。

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