和平枠組みで15年間の米安全保障を想定、ゼレンスキー氏表明

28日の米・ウクライナ首脳の共同会見 REUTERS/Jonathan Ernst

[キーウ２９日ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は２９日、ロシアとの戦争終結に向けた和平枠組み案では、ウクライナに対する米国の１５年間の安全保障を想定していると述べた。

チャットアプリでの会見で記者団に対し、トランプ米大統領に最長５０年の保証を提供するよう要請したと明らかにした。

前日にはフロリダ州でトランプ米大統領と会談し、和平案を協議した。もっと見る

ウクライナのロシア側との会談については、米大統領と欧州各国首脳がウクライナが提案した和平枠組みに合意した後にのみ可能になると語った。

またウクライナが和平協定に署名した場合、直ちにパートナー諸国がウクライナへの安全保障を保証することを期待していると述べた。

２０項目の和平案についてウクライナで国民投票を行う必要があるとし、国民投票実施には少なくとも６０日間の停戦が必要との見方を示した。

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