美川港の浚渫 県支援を 手取川の土砂堆積 知事に白山市長

要望を伝える白山市の田村敏和市長(中)=県庁で

 白山市の田村敏和市長は24日、県庁を訪れ、手取川からの土砂の堆積で毎年のように漁船の出港が阻害される美川漁港の浚渫(しゅんせつ)対策への支援を馳浩知事に求めた。工事費の高騰や能登半島地震からの復旧作業の影響で、必要な資機材の確保にも苦慮しているとして、調達面の支援も要望した。

 市は土砂の堆積に対応するため、漁期の開始時期の春先を含め、年2〜3回、右岸側の航路浚渫を行っている。例年は11月末〜翌3月中旬までを休漁期間とするが、今年は土砂の堆積で10月には航路の水深が不足して出港できなくなり、漁業者は例年より2カ月ほど早く漁を断念せざえるを得なくなった。

 田村市長は「漁業者の売り上げにも響いている」と説明。知事は「港の皆さんとって死活問題。必要な作業船の調達などの相談に乗りたい」と話した。市長は整備が進む白山ろくテーマパークの早期完成も要望した。(新居真由香)

WACOCA: People, Life, Style.