公開日時 2025年12月29日 05:00更新日時 2025年12月29日 09:21

大空に舞う「沖縄のシンボル」 首里城再建の思い「たこ」に、「原点」のマスター・外間さん
首里城をモチーフにしたたこを紹介する外間也蔵さん=24日、沖縄市の「原点」

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福田 修平

 沖縄市のコーヒー専門店「原点」のマスター外間也蔵さんは例年、正月に合わせてオリジナルのたこ作りを行っている。今年のたこは全長約2メートルで首里城をモチーフにした。2026年に予定している首里城正殿の完成を記念して作成したという。

 外間さんは幼少期からたこ作りを続けてきたが、大型のたこ作りは今年で最後にする予定だという。「集大成」と位置づけ作成したたこは1~2月の2カ月間、店舗で飾られる。

 外間さんは出身地の与那国島で幼少期からたこ作りを行ってきた。当時の与那国島ではものづくりが盛んで、独特な形状の「飛行機たこ」などが作られているという。

 首里城をモチーフにした大型たこはイラストのデザインを家族と共に手がけた。素材に使用している竹は外間さんが自分で割り、長さや太さなどを調整しているという。たこは12月7日に完成し、うるま市の宇堅ビーチで揚げた。

 たこ作りを長年続けてきたが、作業が重労働であることなどから大型のたこの制作は今年で最後にするという。外間さんは「首里城は沖縄の平和のシンボルだと思っている。平和への強い思いを込めて完成させた」と振り返った。

(福田修平)

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