郵船ロジスティクスグローバルマネジメント株式会社は、アフリカ最大級の物流企業であるAfrica Global Logisticsの子会社AGL Kenyaと、ケニア・ナイロビにおいて戦略的な合弁事業契約を締結しました。
本合意は、2025年4月にパリで締結された基本合意書(MOU)を起点とするもので、2026年1月にはナイロビに合弁会社を設立し、東アフリカ地域において本格的な物流サービスを展開する計画です。
海上・航空貨物輸送から複合一貫輸送、コントラクト・ロジスティクス、通関までを包括的に提供することで、アフリカと世界を結ぶサプライチェーンの強化を目指します。

写真:ナイロビでの調印式(2025年9月)
ケニアで合弁契約を正式締結
郵船ロジスティクスグローバルマネジメント株式会社(以下YLGM)は、Africa Global Logistics(以下AGL)の子会社であるAGL Kenyaと、ケニアのナイロビにおいて合弁事業契約を締結しました。
本契約は、アフリカ大陸における物流機能の発展に貢献することを目的としており、YLGMが有するグローバルな物流ネットワークと、AGLがアフリカ全域で培ってきた現地オペレーションおよび専門知識を組み合わせる点に特徴があります。
ケニアは東アフリカの物流拠点として重要な位置づけにあり、港湾・空港・陸上輸送網を通じて周辺国と結ばれています。
今回の合弁は、そうした地理的・経済的優位性を踏まえ、アフリカ市場における安定的かつ高品質な物流サービス提供体制を構築する取り組みとして位置づけられています。
調印式はナイロビで実施され、両社の経営陣が出席する形で正式に合意が確認されました。
パリでのMOUから事業化へ
YLGMとAGLは、2025年4月にフランス・パリにおいて、アフリカにおける戦略的パートナーシップに関する基本合意書(MOU)を締結しています。
このMOUを通じて、両社はアフリカ市場での協業の方向性を確認し、その後、具体的な事業スキームや役割分担について協議を重ねてきました。
その成果として締結された今回の合弁事業契約では、2026年1月にナイロビで合弁会社を設立し、東アフリカ地域を中心に事業を展開することが明らかにされています。
提供されるサービスは、海上貨物輸送、航空貨物輸送、複合一貫輸送、コントラクト・ロジスティクス、通関業務など幅広く、サプライチェーン全体を包括的に支援する内容となっています。
郵船ロジスティクスグループは、本合弁を通じてケニアを足掛かりに、アフリカ地域全体でのロジスティクス機能の強化を図る方針を示しており、段階的にサービス提供体制を拡充していく計画です。
両社トップが語る協業の意義

写真:(左)AGL アフリカ物流・海運担当CEO S. de Saint Louvent様 、(右)YLGM 代表取締役社長, COO 岡本宏行
本合弁事業について、YLGMのCOOである岡本宏行は、「このパートナーシップは、アフリカ全域で世界標準の物流ソリューションを提供するという共通のコミットメントを反映しています。
AGLと共に、新たな機会を創出し、持続可能な成長のためのプラットフォームを構築していきます」とコメントしています。
また、AGLのアフリカ物流・海運担当CEOであるStanislas de Saint Louventも、「AGLのアフリカにおける専門知識と郵船ロジスティクスグループのグローバルネットワークを組み合わせることで、お客さまの期待に応えるサービスをさらに充実させることができます。
この事業は、アフリカと世界経済をよりシームレスに結びつける上で重要なマイルストーンとなるでしょう」と述べています。
両社は、この戦略的な協業を通じて、顧客企業のみならず地域社会や関係するステークホルダーに対しても新たな機会を創出するとしています。
郵船ロジスティクスグループは、アフリカを将来のグローバル物流の中核拠点の一つとして位置づけ、今後も拡大する需要に応えていく方針です。
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