
ウクライナのゼレンスキー大統領。ブリュッセルで12月18日撮影。 REUTERS/Stephanie Lecocq
[キーウ 26日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、トランプ米大統領と28日に会談し領土や安全保障について協議する予定だとし、「できる限りのことを確定させるのが目的だ」と述べた。
米ニュースサイト、アクシオスの記者によると、フロリダ州のトランプ氏の私邸マールアラーゴで会談する。
これに先立ち、ゼレンスキー氏はウクライナと米国の交渉担当者による協議後、「トランプ大統領との首脳級会談を近いうちに行うことで合意した。年内に多くのことが決まる可能性がある」とXに投稿。紛争終結とウクライナ再建を目指す包括的な枠組みの一部となる文書のうち、いくつかは「ほぼ準備が整って」おり、他のものも「完全に準備ができている」とした。
また、「デリケートな問題に関しては、ドンバス問題とザポリージャ原子力発電所の両方について議論する。もちろん、他の問題についても議論する」とも語った。
ロシア軍が占領しているザポリージャ原子力発電所は最前線に位置しており、その管理権も引き続き議論の対象となっている。
ゼレンスキー氏は、トランプ大統領との会談は、草案を「精緻化」し、ウクライナ経済に関する合意について話し合うことが目的だとした。訪問中に何らかの合意が締結されるかどうかについては言及する準備はできていないが、ウクライナ側はそれに前向きだとも述べた。
また、ウクライナと米国の間の安全保障協定は「ほぼ準備が整っている」とし、20項目の和平案は90%完成しているとした。
ウクライナは、過去に同盟国から保証が果たされなかったことを懸念し、強力かつ法的拘束力のある合意を求めている。
ホワイトハウスはコメント要請に直ちには応じなかった。
領土問題を含むセンシティブな懸案事項は首脳レベルで議論されるべきだとの考えをゼレンスキー氏は示しており、トランプ氏との直接会談を模索してきた。25日にはウィットコフ米特使、トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と会談した。 もっと見る
ゼレンスキー氏は今週、終戦のための主要な枠組みとして20項目の和平案を発表。この案には将来のロシアによる侵略を防ぐための安全の保証が含まれているが、ロシア側が割譲を求めている領土を巡る問題について、ウクライナと米国との間で妥協点は見いだされていない。
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