日本の外食産業を支える外国人ドライバー

中国出身の王福海さん(34)、米国出身のロス・ニノ・サンチェズさん(33)、ベトナム出身のグエン・タイン・ルアンさん(32)。彼らは、ダイセーホールディングスグループ(東京都)傘下で食品物流などを手がけるイズミ物流(東京都)に所属する外国人ドライバーだ。

彼らの出勤時間は午後8時。点呼や車両チェックなどを済ませると、2トン車や3トン車のハンドルを握り、取引先の物流センターに向かう。

食品や日雑品などを載せたカゴ型の台車を積み込んだ後、担当エリア内の外食チェーンの店舗を複数巡回し、夜間納品していく。それが終わると、物流センターに戻り、再び荷物を積んで出発し、同様の作業を繰り返す。1日2便のルート配送だ。

当初、外国人ドライバーたちは日本での仕事に戸惑ったという。

グエンさんは「トラックをバック(後進)させて駐車したり、配送ルートを覚えたりすることに苦労した」と言い、王さんは「狭い道路での運転や、納品先でコミュニケーションを取るのが難しかった」と振り返る。

外国人ドライバーたちを率いる遠藤幸伸チームリーダーは、彼らの働きを上出来と評価する。

「数カ月で運転や接客の技術が上がり、日本人ドライバーと変わらない働きぶり。お客様からのクレームはゼロ。貴重な戦力として活躍している」

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